鋼管矢板基礎
特 長
鋼管矢板基礎は、P-P型継手の鋼管矢板を円形・矩形・小判形等の井筒形状に支持層まで設置するものです。鋼管矢板の継手管内をモルタルで充填し、その頭部を頂版(フーチング)により剛結合することによってが一体の基礎として挙動します。
これまでに、長大橋や大型構造物の基礎として、全国で数多く採用されています。
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仮締切兼用
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- 1.
- 工期短縮および工費節減が可能
- 2.
- 施工中の安全が増大
- 3.
- 工事中の占有面積が小さく、近接施工も可能
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大水深・軟弱地盤、支持層が深い場合でも施工が可能
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合理的かつ経済的な設計が可能
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- 1.
- 条件に応じた最適形状が選定できる
- 2.
- 占有面積を低減(杭基礎と比較)
井筒形状
継手形状
形状 | 継手材料 | 継手質量 (kg/m) |
継手単位質量 (kg/m) |
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φ165.2 × t9 | 34.7 × 2 | 69.4 | |
φ165.2 × t11 | 41.8 × 2 | 83.6 |
事例紹介
主な利用分野
河川、海上部橋脚基礎、 大型構造物の基礎
主な採用理由
・大水深、軟弱地盤地域で施工が可能。
・工事専有面積が限られている。
実績例
施 主:日本道路公団名古屋建設局四日市工事事務所
工事名称:第二名神高速道路木曽川橋(下部工)工事
施 主:愛知県企業庁
工事名称:空港島道路連絡橋下部築造工事TKH12-5
施 主:日本鉄道建設公団名古屋建設局
工事名称:中空連鉄、空港連絡B(東)他