[鋼管中掘り拡大根固め杭工法]
KING 工法[土木]
特 長
機械式に拡翼するKINGビットを用いて、杭先端部の支持地盤に拡大根固め球根を築造し、注入された根固め液の硬化によって、杭本体と拡大球根を一体化させ支持力を発現させる工法です。独自に開発した根固め施工技術により、従来の中掘り工法に比べ品質の高い球根が築造できます。
(社)日本道路協会発行の「道路橋示方書・同解説Ⅳ下部構造編」、「杭基礎設計便覧」に記載されている中掘り杭工法の一つであり、多数の施工実績を有しています。
一般的な適用範囲
[一般鋼管:SKK 400,490]
杭 径: | φ400~1200mm |
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杭 長: | ~70m |
先端支持力度: | [砂 層] 150・N (≦7500kN/m²) |
[れき層] 200・N (≦10000kN/m²) | |
※セメントミルク噴出撹拌方式 |

国土交通省新技術情報提供システム(NETIS)に登録されました。
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確実な支持力
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- 1.
- 特殊機構を持つビットにより、支持層で確実に拡翼
- 2.
- 独自の根固め施工技術により、品質の高い球根が構築
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環境に優しい
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- 1.
- 低振動、低騒音
- 2.
- 排土が少なく、二次公害がない

事例紹介
主な利用分野
高架橋、歩道橋(ペデストリアンデッキ)、橋梁基礎、上下水道施設、プラント設備基礎
主な採用理由
・発生残土が少ない。
・低騒音、低振動。
