[高支持力先端拡大根固め杭工法]
コン剛パイル ®工法
特 長
コン剛パイル
®工法は、杭先端部に最大で杭径の2倍の
根固め球根を築造し、杭材には鋼管杭と既製コンクリート杭を組み合わせて使用することが可能な、合理的な構造と優れた経済性を追求した究極の高支持力杭工法です。
一般的な適用範囲
プレボーリング方式 | 中掘り方式 | |
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対 象 | 鋼管杭 SKK400,SKK490 高強度鋼管杭 JFE-HT590P、JFE-HT590PⅡ |
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杭 径※ | 一般部径 400~1500mm 拡頭部径 900~2000mm |
一般部径 600~1500mm 拡頭部径 900~2000mm |
根固め球根径 | 一般部径の 1.25,1.50,1.75,2.00倍 |
一般部径の 1.25,1.50,1.75,2.00倍 |
最大施工深さ | 76m | 76m |
支持層地盤 | 砂質地盤、礫質地盤 | 砂質地盤、礫質地盤 |
杭周囲の地盤 | 砂質地盤、粘土質地盤 | 砂質地盤、粘土質地盤 |
※杭全長に鋼管を用いる場合の最大径。鋼管杭と既製コンクリート杭を組み合わせる場合の一般部の
適用最大径は1200mm、拡頭部の適用最大径は1800mm
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高支持力杭の実現
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- 1.
- 杭先端の根固め球根により、長期先端許容支持力は、最大 24,400kN
- 2.
- 根固め球根径は、杭径の1.2、1.5、1.75、2.0倍の4種類の中から選択可能
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大径・長尺杭の施工に対応
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- 1.
- 杭先端に根固め球根を築造する既製杭工法では、業界最大級である、杭径φ1500mm、施工深さ76mまで施工可能
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合理的な構造、優れた経済性
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- 1.
- 荷重条件に応じて、鋼管杭と既製コンクリート杭から杭材を適材適所に選択
- 2.
- より大きな水平抵抗が得られる拡頭タイプもラインナップ
- 3.
- 高強度鋼管杭との併用により、鋼材重量の低減も可能
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選べる施工法
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- 1.
- プレボーリング方式と中掘り方式で施工可能
- 2.
- 現場の施工条件に応じて最適な施工法を選択
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信頼性の高い施工管理
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- 1.
- 施工管理装置により施工状況を
リアルタイムに確認可能
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高い環境性能
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- 1.
- 中掘り方式では、掘削と同時に杭を沈設
させるため、発生残土を抑制可能
施工状況
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掘削状況(プレボーリング方式)
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掘削沈設状況(中掘り方式)
掘起し試験
コン剛パイル ®工法の施工指針に従って施工した最大適用径(杭径φ1500mm、根固め球根径φ3000mm)での試験杭について、根固め球根の掘起し試験を行い、根固め球根部の形状や攪拌状況を確認しています。
適用例
・物流倉庫や発電所設備などの大型建築構造物