JグリップH、SC合成地中連続壁工法
特 長
[JグリップH]
H形鋼のフランジ内面に突起を設けた、鋼・コンクリート合成構造用の内面突起付きH形鋼です。
フランジ間の拘束効果を利用し、鋼材とコンクリートとのズレせん断に対して大きな付着抵抗を発揮します。
[SC合成地中連続壁工法]
JグリップHとコンクリートを一体化したSC構造による新しい連続工法です。薄い壁厚で高剛性・高抵抗モーメントを有し、開削工事においてコストダウンと省スペース化を図ることが可能です。なお、本工法は(株)大林組と共同開発したものです。
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コンクリートとの一体化
- JグリップHの内面突起とウェブ反力による拘束のため、粘りのある合成構造
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薄い壁厚で高剛性・高耐力を実現
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- 地下壁自体のコストダウンと省ス ペース化が可能
- 同壁厚のRC連壁にくらべ、高剛性・高抵抗モーメントの地下壁を実現
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本体構造にも適用可能
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- SC構造として高い靭性能
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- 耐震性能が要求される本体構造としても適用可能
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施工性の向上・施工スペースの極小化
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- 1.
- 補強鉄筋が不要、鉄骨一本ずつの建込みも可能
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- 鉄筋籠の製作等に必要な作業ヤード不要
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- 2.
- 施工スペースの極小化