[橋脚用H形鋼]
ストライプH™
特 長
フランジの外面に、フランジ幅方向に横ふし(線状)の突起を付けることにより、コンクリートとの高い付着性能を付与したH形鋼です。
RC橋脚を急いで施工する場合、ストライプH™との合成構造とすることで、使用部材数を減らし、鉄筋の組立作業の省力化が図れます。
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コンクリート合成構造での優れた力学特性
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- 1.
- 異形棒鋼(D51) 同等以上の付着性能(フランジ外面)
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- 変形特性に優れ、高い耐震性能
- 3.
- RC方式で応力照査が可能
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優れた施工性
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- 1.
- 必要部材本数の低減(同一構造比)
- 2.
- 架設時の作業性れが良好
- 3.
- H形鋼と同様の連結法
用途例
REED工法
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ストライプH™の特徴を生かし、プレキャスト埋設型枠(SEEDフォーム) と組み合わせて現場作業を省力化し、工期短縮を可能にした鉄骨コンクリート複合構造橋脚構築工法です。
(前田建設工業株式会社との共同開発)SEEDフォームの詳細はこちら
日本SEEDフォーム技術研究会
RI-Bridge工法
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RI-Bridge工法は、コンクリート系橋脚と鋼上部構造とを剛結してラーメン形式の上下部一体構造を構築するケースにおいて、簡易な方法にて短期間に剛結部を構築する工法です。
剛結部は、REED工法により構築された鉄骨コンクリート複合構造橋脚(SC構造橋脚)上に、鋼上部構造を降下させた後、コンクリートを充填するだけで構築されます。このとき、SC構造橋脚のストライプH™(突起付きH形鋼)を、鋼上部構造内に設けたセル構造に貫通させ、スタッドを介してコンクリートで一体化するので、剛結部内の煩雑な配筋作業が一切不要となりました。
(前田建設工業株式会社、JFEエンジニアリング株式会社、JFEスチール株式会社との共同開発)