橋梁用厚鋼板
特 長
橋梁は社会基盤を構成する重要な構造物で、高い品質と高度な製作技術が要求されます。さらに近年合理的・経済的な製作と構造物の軽量化、長寿命化が求められています。橋梁のニーズに応じて省資源、省エネルギーをコンセプトにした各種橋梁用厚鋼板を紹介します。

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世界最大級寸法
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- 最大幅5350mm、最大長30m、最大厚さ360mm、最大質量70tまでの鋼板に対応
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優れた溶接性・加工性力
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- 1.
- 優れた化学成分設計技術
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- 最新の製造設備
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- 熱加工制御技術(TMCP)を駆使した優れた溶接性・加工性

ラインナップ
予熱低減型圧延鋼材(-EX)予熱低減型耐候性熱間圧延鋼材(-EX)
従来のものと比べて飛躍的に溶接性を改善した鋼材です。
大入熱溶接用圧延鋼材(-EG)大入熱溶接用耐候性熱間圧延鋼材(-EG)
大入熱溶接時における溶接部靭性確保に最適な鋼材です。
TMCP型高張力鋼板(SM570TMC,SMA570WTMC)
従来のSM570、SMA570Wの溶接施工性を大幅に改善し、熱処理不要による工期短縮を実現しました。
JFEの極低炭素ベイナイト型TMCP鋼板(SM570TMC-LB,SMA570570WTMC-LB)
炭素量が従来鋼の1/10 と低く、優れた溶接性とともに、圧延完了後の冷却速度に寄らず安定したベイナイト単一組織を示すことから、板厚方向の硬さ変化が非常に小さい鋼板です。
ニッケル系高耐候性鋼板(JFE-ACL400/490/570)
飛来塩分量の多い海浜・海岸地域等、厳しい環境下でも優れた耐候性をもつ鋼板です。
LP鋼板
先進の圧延技術により生み出される、板厚精度の高い様々な形状の橋梁用鋼板です。
構造用極軟鋼
地震入力エネルギーを弾塑性変形によるエネルギーとして吸収することで、耐震性に優れた橋脚が実現できます。