[建築構造用冷間ロール成形角形鋼管]
BCR295/JBCR®295/JBCR®385[JFE コラムBCR]
特 長
冷間ロール成形により製造される角形鋼管です。STKRに比べて溶接性や変形性能に関して特別に配慮された材料です。建築基準法第37 条第2号による国土交通大臣の認定を取得しています。
JR-AJ-22014E-A
「BCR」は社団法人日本鉄鋼連盟の登録商標です
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BCR295
- 建築構造用冷間ロール成形角形鋼管は、従来の冷間ロール成形の角形鋼管[STKR](JIS G3466) 比較して、建築鉄骨固有の要求性能(塑性変形能力、溶接性能等)が改善されており、建築用柱材として、より適した性能を有します。
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JBCR®295
- JBCR®295はBCRと同等の性能を持ち、BCRの規定範囲外である板厚28mmに対応したJFEスチール独自の大臣認定材です。
尚、(一財)日本建築センター評定書「建築構造厚肉冷間ロール成形角形鋼管JFEコラムJBCR®295の設計における取り扱い」(BCJ 評定-ST0216)によりBCR295と同様の取り扱いが認められています。
JBCR®385
「JBCR®385」は国内最高強度の冷間ロール成形角形鋼管でJFEスチール独自の国土交通大臣認定材です。「JBCR®295」に対し、基準強度(F値)が1.3倍です。
尚、(一財)日本建築センター評定書「建築構造用高強度冷間ロール成形角形鋼管JFEコラムJBCR®385の設計における取り扱い」(BCJ評定-ST0274)により、設計に関わる評定を取得しております。
対応規格
低強度 | 400N鋼 | 490N鋼 | 520N鋼 | 550N鋼 | 590N鋼 | 高強度 | 規格 | |
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BCR [F値] |
BCR295 JBCR®295 [295] |
JBCR®385 [385] |
大臣認定 |
種類の記号 | 大臣認定番号 | 製造工場 |
BCR295(6mm≦板厚≦22mm) | MSTL-0594 | 東日本製鉄所 京浜地区 |
BCR295(6mm≦板厚≦22mm) JBCR®295(22mm<板厚≦28mm) |
MSTL-0495 MSTL-0604 |
知多製造所 |
JBCR®385(6mm≦板厚≦25mm) | MSTL-0524 | 知多製造所 |
JBCR®385(6mm≦板厚≦19mm) | MSTL-0586 | 東日本製鉄所 京浜地区 |
JFEのBCR、JBCR®は自社製高炉材のコイルを使用しています。 |