[建築構造用低降伏点鋼材]
JFE-LY100/225
特 長
地震発生直後も機能が維持でき、短期間に低コストで復旧できるという、耐震設計に要求されるこれら新たなニーズに対応して生まれたのが制振ダンパー用低降伏点鋼材:JFE-LY100/225 です。
従来の軟鋼に比べて強度が低く、延性が極めて高い鋼材です。塑性域でのエネルギー吸収能力が極めて大きいため、ダンパーとして組み込むことにより、柱や梁などの主要構造部の損傷を未然に防ぎます。
JR-AJ-22013E-A
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低降伏点
- 降伏点の変動が少なく、そのレンジも狭く管理されています。
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高い伸び性能
- 伸び性能50%(JFE-LY100) 以上を保証しており、大きな変形性能が要求される履歴型制振ダンパー用として必要な変形性能を有しています。
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建物の構造や規模に応じて選択
- 建物の構造や規模に対応すべく、基準強度の異なる2種類の低降伏点鋼材をご用意しています。
対応規格
低強度 | 400N鋼 | 490N鋼 | 520N鋼 | 550N鋼 | 590N鋼 | 高強度 | 規格 | |
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低降伏点鋼 [F値] [F値] |
JFE-LY100 [80] JFE-LY225 [205] |
大臣認定 |
種類 | 大臣認定番号 | 製造工場 |
LY100 | MSTL-0592 | 東日本製鉄所 京浜地区 |
LY225 | MSTL-0133 | 西日本製鉄所 倉敷地区 |
LY225 | MSTL-0593 | 東日本製鉄所 京浜地区 |