JFE STEEL'S
LATEST INITIATIVES
JFEスチールは、
「常に世界最高の技術をもって社会に貢献します」
という企業理念を掲げ、
高い技術力で独自性・機能性の高い製品を
社会に提供しています。
一見、古くさく感じられるかもしれない鉄の製造工程ですが、
そこには多岐にわたる、
最新の取り組みが活かされているのです。
JFEスチールでは「量から質への転換」を掲げ、コスト削減や労働生産性の向上とともに、高付加価値品比率の引き上げに取り組んでいます。当社の高い技術力を活かし、高級無方向性電磁鋼板、洋上風力発電用大単重鋼板、自動車用ハイテン材といった高付加価値品の比率を50%まで引き上げることを目指しており、これにより収益基盤の強靱化を推進していきます。
高付加価値品※の比率
50%へ引き上げ
※技術優位性を有し、お客様から付加価値を認めていただき、
汎用品を上回る収益力を持つ商品
これまで培ってきた「知識・技能・データを活用したソリューション提供」による海外事業の成長加速・拡大に注力しています。その一例として、インド・JSW社と共同でインドでの方向性電磁鋼板製造販売会社設立の事業性検証を行うことを決定。方向性電磁鋼板は変圧器やモーターの鉄心材料として用いられており、JFEスチールは高性能な電磁鋼板を供給することで、世界的なCO2削減に材料の面から貢献していきます。
JFEスチールではDXを推進しており、その一貫として、製造プロセスのCyber Physical Systems(CPS)化を目指しています。これは、製造プロセスの仮想モデル(Cyber)と、現実のプロセス(Physical)のリアルタイム融合化技術であり、異常予知・完全自動運転・仮想実験などにより、革新的な生産性向上と安定生産が可能になるもの。当社では、ITプラットフォーム上に全CPSを統合し、製鉄所全体をCPS化して、最適自動操業を行える「インテリジェント製鉄所」の実現を目指します。さらには、工場操業や作業、車両運転のリモート化・自動化も展開する予定です。
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JFEスチールでは、2050年にカーボンニュートラルを実現する新技術の早期確⽴に向けた研究開発を加速させています。その取り組みの一つが、カーボンリサイクル高炉とCCUS※の連携です。
カーボンリサイクル高炉は、製鉄時に排出するCO2を、再生可能エネルギーなどで生成したグリーン水素を用いてメタンに変換し、高炉に装入する石炭由来の還元剤と置換するもの。これに、余剰CO2を基礎化学品の製造などに用いるCCUSと組み合わせることで製鉄所内でのCO2再利⽤を可能とし、実質CO2排出ゼロを目指します。
※Carbon dioxide Capture, Utilization and Storage(CO2の回収・有効利用・貯留)
JFEスチールでは高い技術力を維持・発展させるために、
設備や研究開発に多くの投資を行っています。
また、国内外で数多くの特許も取得しており、
世界最高峰の技術力を、今後も製品に反映していきます。
2388億円
製鉄所エンジニア1人あたり約1.1億円
324億990万円
国内
2165件
海外
5455件