TALK ABOUT DIVERSITY

ダイバーシティを語る

「鉄は男の職場」と呼ばれたのも今は昔。JFEスチールでは女性社員、外国籍社員、子育て中の社員、介護中の社員など、さまざまなバックグラウンドを持つ社員が活躍しています。多様な人材を活かし輝かせるJFEスチールの制度や環境、企業文化はどのようなものなのか、3名の社員に語ってもらいました。

産休・育休を2度取得

技術系

宮田 麻衣 (2007年入社)
スチール研究所
表面処理研究部(福山駐在)

長期の育休経験者

事務系

伊藤 健太郎 (2011年入社)
東日本製鉄所
労働人事部
京浜労働人事室

コアレスフレックス活用中

事務系

西脇 汐夏 (2019年入社)
知多製造所
総務部 労働人事室

TERM 01

もはや
当たり前となった育児支援

西脇
私は就職活動中、「長く働くことを想定したライフプランをたてられるか」を就職先選択の条件のひとつとしていました。そのため、お会いする社員の方々に会社の制度やその活用状況を詳しく伺っていました。JFEスチールでは、出産・育児などのライフイベントを迎えた時に、安心して制度を利用し、スムーズに職場復帰するためのサポートも十分に整備されていると聞きました。長く安心して働ける環境が整っている会社だと感じて、入社を決めました。
宮田
私が入社したのは2007年ですが、その頃から「結婚しても仕事を続ける」「出産しても育児休業を取得して復帰する」というのはもう当たり前でした。私は2015年と2020年に産休・育休を取得したのですが、周囲は「当然取得するもの」という前提でサポートしてくれました。また、復職時期も制度の範囲内で自由に決められたので、気兼ねなく育児に専念することができ、とても有難かったです。1回目は、JFEスチールに勤めている夫も1週間の育休を取得しました。当時はまだ育休を取得する男性は少なかったですが、特に問題もなくスムーズに取得できました。
西脇
伊藤さんも育児休業を取得されていますよね。
伊藤
2018年と2021年の2回取得しています。私はかねてから、育児に積極的かつ平等に携わりたいという思いがあり、妻の妊娠中からお互いの育児休業の取得期間についてよく話をしていました。妻は別の企業に勤務しているのですが、できるだけ早く職場に復帰したいと希望していましたので、離乳食が始まる生後6カ月余りの期間を妻が、その後を入れ替わる形で、私が5カ月間育児休業を取得して育児を担当しました。
宮田
今では多くの男性社員が育児休業を利用しますが、5カ月の長期取得はさすがに珍しいです。周囲の反応はいかがでしたか?
伊藤
最初は驚かれましたね。でも反対は一切ありませんでした。上司も理解のある方で、ご自身の友人が長期間育児休業を取得した例を話してくださり、「これから男性の育児休業の取得は当たり前になっていくのだから、職場は気にせず育児に専念して来い」と、気持ちよく送り出してくれました。職場のメンバーも私の長期離脱を前提に業務の引継ぎなどを快く進めてくれて、有難かったです。
西脇
育児休業中のエピソードを教えてください。
伊藤
娘が寝てくれない、離乳食を食べてくれない、すぐに熱を出すと、育児につきものの苦労は一通り経験しました。周りの子に比べて発育が遅れているのではないかと心配したりも……。ただ、そうした心配や悩みを妻と共有し、互いに励まし合いながら乗り越えられたことは貴重な体験だったと思います。もちろん大変さだけではなく、日々娘が成長していく姿を誰よりも間近で見てこられたことに、大きな幸せを感じました。

TERM 02

重要なのは制度よりも
周囲の理解

西脇
お二方のお話を聞いて、想像する以上に育児は大変だということ分かりました。そのような中で、会社の支援制度が充実していることは心強いですよね。私の職場でも産休・育休の取得はもちろん、子どもが小学校を卒業するまで短時間勤務を利用して仕事と育児を両立している方がたくさんいます。いくら子育て支援制度があっても、職場や周囲の理解がなければ制度を利用することは難しいと思いますが、JFEスチールは制度を利用しやすい雰囲気がありますね。
宮田
そうですね。私が妊娠したことを報告した上司の第一声が「いつから育休に入るの?」でしたから。制度利用は権利というより、もはやそういう企業風土なのだと思います。
伊藤
先ほど、上司が「これからは男性の育児参加が当然の時代になる」と全面的に支援してくれたことを話しましたが、私も部下を持つ立場となり、今度は男性メンバーが育児休業を希望したときに最大限の支援をしたいと考えています。制度を利用して周囲に支えられた者が、今度は周囲を支えていく。そうした好循環を繰り返すことで、やがて制度は文化になっていくのだと思います。
西脇
他にも、安心して働ける制度のひとつに、在宅勤務やコアタイムのないフレックスタイム制度がありますね。利用する際は、上司への事前連絡が必要ですが、お子さんの突然の発熱や、役所・銀行へ行く、お友達と食事に行くなど、どんな理由でも利用ができるので、柔軟な働き方ができます。私もコロナ前は、好きなアーティストのライブに行くためによく利用していました。そんな時も上司・同僚からは「楽しんできてね!」と声をかけてくれるので、気兼ねなく利用できます。制度があるだけでなく、それを活用しやすい仕組みや雰囲気があることが、とても大切だと感じています。

TERM 03

あらゆる世代に向けた
支援制度

宮田
ここまでさまざまな支援制度が話題に上りましたが、他に便利だと思った制度やこれから使ってみたい制度ってありますか?
伊藤
私は第二子誕生の時も育児休業を利用したのですが、できるだけ期間をミニマム化したいと思っていましたので、可能な限り早いタイミングで保育園に預けたいと考えていました。ちょうどそのタイミングで京浜地区に事業所内保育所が設立されたので、その保育所を利用して、1カ月で育児休業を終了することができました。復帰後の保育園の送迎もとても便利になりましたね。
宮田
それは私も利用したかったです。第一子出産時にはまだ事業所内保育所が設立されていなかったので、残念ながら利用できませんでした。職場に隣接しているため、体調を崩してもすぐにお迎えに行けるなど時間的なメリットも大きいですよね。
西脇
私は、2022年10月から新しく導入されるカフェテリア制度をぜひ活用したいです。これまでの福利厚生制度は、どちらかと言えば出産や育児といったライフイベントを迎える社員を支援するものが多かったのですが、新制度は、世帯の形や年齢問わず、全世代の社員が利用できるように設計されており、付与されたポイントをライフスタイルに合わせて利用することができるんです。
伊藤
育児世代であればベビーシッターなどの育児サービスに、介護世代であれば介護サービスにポイントを利用できる制度ですね。
西脇
はい。宿泊や飲食店、映画、テーマパークのチケット割引などにも使えるので、その人のライフスタイルに合わせた利用が可能になります。ぜひ利用してみたいと思っています。
宮田
多様な価値観、多様な生き方があるからこそ、各種支援制度も時代に合わせて進化していかなくてはならないわけですね。

TERM 04

これから
入社する皆さんへ

西脇
JFEスチールの魅力は、従業員だけでなく、その家族のことも大切に考えてくれるところだと思います。例えばパートナーの転勤にも可能な限りで配慮してもらっていると感じます。また、働き方の面でいえば、上司・先輩からのサポートはとても手厚いです。いつも肯定的な言葉を使って指導してくださいますし、相談時には、考え方やその背景まで詳しく教えてくれるので、私のキャリアや成長に真剣に向き合ってくれているのだと感じます。当たり前のことのように思えますが、それこそがJFEスチールが築いてきた企業文化なのではないかと思います。
宮田
制度面もそうですが、よりベストな形を目指して変革を重ねてきた企業ですよね。私が入社した当時、鉄鋼業は重厚長大産業の代表で、世間では硬いイメージ、古い体質のイメージがありましたが、実際には、社員一人ひとりに寄り添い、変革を繰り返してきました。とくに研究所は以前から女性が多く在籍していたこともあり、他業種に就職した同級生の話を聞くと、ずいぶん早くから働きやすい環境が整備されていた会社だと思います。
伊藤
鉄の会社なのに柔軟でしょう。私が5カ月の育児休業を取得すると申し出た時も、硬直した組織であれば「もう少し短くならんのか」と言われたと思います。しかし、JFEスチールでは「では、どう対応しようか」となる。配偶者の転勤に伴う異動もそうですね。制度化こそされていませんが、個々の社員の希望をどうすれば実現できるかを考える風土が根づいています。それがJFEスチールの魅力であり、強さの秘密だと思いますね。
西脇
なるほど。納得です。