職種紹介

JOB CATEGORY INTRODUCTION

事務系の職種

Office work

営 業
市場ニーズを把握し、新たなビジネスチャンスを開拓すると同時に、お客様から求められる製品性能や、供給に責任を負う仕事です。国内営業と輸出営業に分かれ、製品や顧客別で担当しています。市場やお客様のニーズに合わせて研究所や製造部門、生産管理部門と連携。求められる製品が期日に納入されるよう全体をコントロールします。

営業

生産管理
製品の生産計画の立案・管理や製造工程の管理を行う仕事です。膨大な量の製品を期日通りに納品するため、営業部門や製造部門と緊密に連携しながら、最も効率の良い生産計画を遂行します。突発的な事情により生産計画が変更される場合には、事態を冷静に把握して関連部門の意見を調整し、最適な判断をするのも重要な役割です。

生産管理

原料購買
世界中から鉄鉱石や石炭などの原料を買い付ける仕事です。
購買後は輸送船舶の手配や輸送の進捗管理など、製鉄所に届けるまで一貫して責任を持ちます。また、より質の良い原料を安定的に購買するため、海外の資源開発への投資や権益取得などのプロジェクトにも携わっていきます。

原料購買

経 理
売上げや原価、各種経費などをもとに、製品や事業のコスト、損益を管理する仕事です。経理のデータは、事業計画や経営判断など会社のあらゆる活動の判断基準になります。また、各製鉄所の経理部門では、売上げや原価などをもとに各工場のコストや損益を管理するとともに、製造現場と連携して生産体制の効率化を検討していきます。

経理

法 務
国内外の事業展開に伴う契約や投資、提携、M&Aなど、さまざまな案件について法律の面から参画し、契約書の作成や法的スキームの構築を担当。コンプライアンスの推進も大事な使命です。JFEスチールがグローバル展開を推進していく中、国際契約業務の比重も増加。今後の企業の成長を左右する重要な仕事のひとつといえます。
財 務
会社の資産やキャッシュフローを管理するほか、事業運営に必要な資金の投資や運用を担当します。グローバルな事業展開が進む中、海外での共同事業や合弁会社への投資などと連動した業務も増えています。
総 務
社内外への情報発信や、行政やメディア、地域といった社会とJFEスチールの橋渡しを担当します。企業が社会とより良い関係を築いていくためのコーディネートを行う重要な仕事です。また、会社の設備や不動産の管理、CSRなどの業務も担当しています。
人 事
会社にとって最も重要な経営資源である人材を、最大限に活用するための施策を立案、実行していく仕事です。採用や教育のほか、人事制度、福利厚生制度、職場環境の向上などさまざまな面から社員がより良い環境で能力を発揮し、成長することができるよう努めています。

技術系の職種

Technical occupation

JFEスチールの仕事には、
職種ごとに高い専門性が必要とされます。
ここでは各職種の基本的な業務内容と、
どのような役割を果たしているのかをご紹介します。

※この表は各部門と技術・専攻領域の関係を大まかに示すものであり、実際の採用、配属にあたっては表記の内容と異なる場合があります。
※「〇」は専攻分野との関わりがある部門、「●」は専攻分野との関わりがより大きい部門です。

製造技術
お客様に満足いただける品質や性質をつくり込み、かつ低コスト、高効率で安定的な操業を実現するための技術開発を担当します。たとえば、実操業から得られる膨大なデータや品質情報をベースに、数千トンの荷重や時速数十キロメートルのスケール下での正確な加工、全長数キロに及ぶ製品のミクロン単位での形状制御、そしてナノレベルでの金属組織制御などを、力学、物理学、金属学といった専門領域の知見や技術を応用し、実現していきます。

[配属部署]
製銑・製鋼・熱延・厚板・条鋼・冷延・溶接管などの製造部と商品技術部

製造技術

設備技術
設備技術部門は、機械、電気・制御、エネルギー、土木・建築の4分野で構成されており、製造設備や工場、インフラの建設から保全まで、エンジニアリングのすべてを行います。製鉄所の機械や設備の特色は、スケールの大きさと種類の豊富さ。それらは特別仕様のものが多いため、新設する際は都度、仕様から検討を実施します。エネルギー部門では、製鉄所で使用される膨大なエネルギーを安定的に供給するため、発電所や水素・酸素プラントなどの操業も担当します。

[配属部署]
設備部・制御部・エネルギー部など

設備技術

研究開発

鉄鋼商品開発、プロセス開発、利用・基盤技術開発を行う仕事です。商品開発分野は、自動車や家電向けの薄鋼板、建材・船舶向けの厚鋼板(鋼材)、電磁鋼板など商品カテゴリ―別に分かれ、お客様のニーズを実現するべく研究活動を行っています。鉄鋼商品の性質は、成分や金属組織、結晶構造などによって複雑に変化するため、ラボレベルで新しい金属学的原理の解明や成分設計を行い、実機試作や量産試験を経て、新商品を市場に送り出しています。

[配属部署]
商品分野/自動車鋼板、電機・機能材、表面処理、電磁鋼板、厚板・形鋼、鋼管などの研究部
プロセス分野/環境プロセス、製銑、製鋼、圧延加工工程などの研究部
利用・基盤技術分野/分析・物性、接合・強度、計測制御、土木建築などの研究部

研究開発