製造工程・製造紹介
製造工程・製品紹介
設備他(圧延)
圧延(鋼板)
■ 熱間圧延 加熱炉で加熱されたスラブは、粗圧延機と仕上圧延機で一挙に薄く延ばされ、巻取られて熱延コイルとなります、仕上圧延機は、世界初のペアクロス・ロールシフトを採用し、品質向上と生産性アップを図っています。 |
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■ 冷間圧延 熱延コイルを酸で洗い、表面の酸化物を取り除いてから、常温のまま圧延機で薄く均一に延ばし、精度の高い薄鋼板を作ります。冷間圧延では、近年における一層の高級化、軽量 化のニーズに応え、強靱で加工しやすく、美しい冷延鋼板を製造しています。 |
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■ 高機能薄板 最新鋭クラスターミルによる、高精度冷延鋼板、シャドウマスク用アンバー材などのハイテク薄板商品、並びに、CVD(化学気相蒸着)法による世界唯一の6.5%シリコン鋼板(スーパーEコア)を製造しています。
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■ 表面 処理 (JFE鋼板株式会社) 冷延コイルを材料として、その表面 に亜鉛メッキを行うものです。この処理によって、耐食性にすぐれ、塗装や印刷のしやすいメッキ鋼板ができあがります。さらに焼付塗装を行えば、カラフルなカラー鋼板となります。 |
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■ 各種薄鋼板の商品・用途 冷延鋼板や各種表面処理鋼板は、各種自動車部品、電気製品、土木建築用材など、さまざまな分野で使用されています。 |
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■ 厚板圧延 厚鋼板は、スラブを連続加熱炉またはバッチ炉で加熱した後、最大巾5,300ミリの鋼板を製造できるわが国最大の圧延機によって造られます。圧延中の温度や冷却時間を複雑に制御することによって、高級な厚鋼板を多く生み出しています。 |
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■ 厚板の商品・用途 船舶や橋梁、建築材、大型圧力容器など、主に大規模な構造物に使用されています。 |
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圧延(鋼管)
■ 縦目無鋼管 わが国における鋼管製造の歴史は、そのまま京浜地区の歴史といえます。多年にわたる研究・努力により蓄積した高度な技術と、常に改善を続けている最新の設備によって、クォリティーの高い鋼管を製造し続けています。なかでも、縦目無鋼管(シームレスパイプ)は、炭素鋼、合金鋼、ステンレス鋼にいたるまで、あらゆる品種、寸法の鋼管を製造しており、ボイラ、原子力鋼管、石油精製、油井管、ラインパイプなど、さまざまな分野で利用されています。 |
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■ 溶接鋼管 溶接鋼管は電気抵抗溶接法、鍛接法等の特殊技術で製造しており、ガス、水道管はもちろんのこと、圧力配管、各種機械構造用、建設用鋼管として幅広く活躍しています。
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