熱延鋼板 Hot-rolled Steel Sheets
トラックフレーム用780・980MPa級熱延鋼板
特 長
- 打抜き性に優れ、幅広い打抜きクリアランス条件下で、良好な端面性状⇒高い打抜き端面疲労強度
- トラックフレームへの加工に適した良好な曲げ加工性
- 製造可能板厚範囲: (780MPa級)2.0~6.0mm、(980MPa級)2.6~4.0mm
製品特性例
機械的特性値例
良好な曲げ加工性を有し、トラックフレームへの加工に適します。
打抜き端面性状
打抜き端面疲労強度
本開発鋼板は優れた打抜き端面性状を示します。その結果、トラックフレームとして重要な
打抜き端面の疲労強度が780MPa級の従来鋼板と比較して、大幅に向上しました。
適用可能な自動車部品
トラックフレーム部品
フロントアンダーランプロテクション
クロスメンバー
JFE技報
プレスリリース
- 2014.12.18世界初 引張強度100kg級の高張力熱延鋼板がトラック車体の衝突安全部品に採用
- 2012.12.20打抜き加工性に優れた780MPa級高張力熱延鋼板『780SB』がトラックフレームに初採用
打抜き端面の疲労強度を向上し、高強度薄肉化を実現
トラックフレーム部品は打抜き端面の疲労強度向上が部品薄肉化のため重要です。
本鋼板は幅広い打抜きクリアランス条件で良好な端面性状を示し、その結果、高い疲労強度を示します。
また、本鋼板は良好な曲げ加工性を有し、トラックフレームへの加工に適します。