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利用技術 Application Technology


防錆・腐食解析技術

自動車用鋼板の防錆性能は各種腐食試験で評価されますが、腐食挙動は使用環境によって異なるため、 腐食試験の適正化が必要です。JFEスチールは様々な地域の腐食実態のデータ蓄積および詳細な解析により、 定量的な腐食挙動解析方法を研究してきました。それにより、適正な腐食試験方法や材料選定を提案し、 自動車車体の防錆設計に貢献します。

背景
背景
JFEスチールの腐食解析

1990年代~ 北米を中心に融雪塩散布地域の腐食実態について独自解析を行ってきました。

JFEスチールの腐食解析
実車腐食解析の一例

北米(デトロイト)の実車解析結果
Znめっきの防錆効果 約13g/m2・year
鋼板の腐食速度 約0.15mm/year

実車腐食解析の一例
実車と腐食試験の環境

穴あき腐食指標
PCI(Perforation Corrosion Index)
PCI=V(Steel)/V(Coating)
V(Steel)=Thickness of steel/τ₄
V(Coating)=Thickness of Zn coating/
(τ₁+τ₂+τ₃)
PCIによって各種腐食試験方法の実車との関係を定量的に把握することができます。
⇒腐食試験方法の適正化
腐食試験結果から亜鉛系合金めっき鋼板の実車耐食性を推定することができます。
⇒材料選定の適正化

実車と腐食試験の環境