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用途 Application


高強度機械部品用 ーNi-Mo系部分合金化鋼粉ー

高強度・耐摩耗部品用材料として、Cr系、Ni系および他成分系の合金鋼粉があります。

Ni-Mo系部分合金化鋼粉

アトマイズ純鉄粉表面にNi他の合金元素粉を部分的に拡散結合させることにより、合金鋼粉でありながら純鉄粉と同程度の高い圧縮性を有する高強度・耐摩耗部品用鋼粉です。

JIP シグマロイ215S 1.75%Ni-1.5%Cu-0.5%Mo 焼結のままでも高強度
JIP シグマロイ415S 4.4%Ni-1.5%Cu-0.5%Mo
JIP シグマロイ2010 2%Ni-1%Mo 焼結のままでは軟らかく被削性が良く、焼入れにより高強度となります。


 JIP シグマロイ415Sの特性

(1) 純鉄粉の粒子の表面に合金元素を冶金的に結合させた部分合金化鋼粉であり、合金元素の偏析が防止できます。
(2) Ni-Mo等を部分合金化させていますが、非常に高い圧縮性を示します。
(3) JIPシグマロイ415Sは、特に焼結時のNiの拡散を促進させた鋼粉であり、1250℃以上の高温焼結では焼結のままでも高い強度を示します。

混合組成 Fe-0.5% Gr+0.75% ZnSt
圧粉密度 7.0Mg/m3
焼入れ 870℃ × 60min、 O. Q.
焼戻し 200℃ × 60min、 A. C.

圧縮性 圧環強さ
圧縮性 圧環強さ
成形性 硬さ
成形性 硬 さ



  JIP シグマロイ2010 の圧縮・熱処理体の特性例

(1) 熱処理をすることにより強度のでる部分合金化鋼粉です。
(2) 1P1S1Hでの条件で、JIPシグマロイ415Sより高い強度がでます。
(3) 焼結後では非常に柔らかいため再圧縮し易く、かつ切削性が良く、また2P2S1Hの条件で最高レベルの強度がでます。

混合組成 Fe-0.3% Gr+1.0% ZnSt
成形圧力 686MPa
焼結時間 60min in AX
焼入れ 920℃ ×150min、O. Q.
焼戻し 180℃ × 60min、A. C.

圧縮性 引張強さ
圧縮性 引張強さ
耐摩耗特性 硬さ
耐摩耗特性 硬 さ

高強度材の切削性

 JIP シグマロイ2010、JIP シグマロイ415S 焼結体の切削性比較

混合組成 Fe-0.5% Gr+1.0% ZnSt
  Fe-0.5% Gr-0.5% MnS+1.0% ZnSt
圧粉密度 6.8Mg/m3
焼結温度、時間 1130℃ × 20分 in RX

ドリル試験
Φ1mmのハイス性ドリルが切損するまでの穿孔数
ドリル試験
旋削試験
旋削試験