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製品紹介 Products of Electorical Steel Sheets
スーパーコア®の製造方法
従来の電磁鋼板には、最高3.5%程度のけい素(Si)が添加されています。
Si量を増やすと磁気特性が向上し、6.5%で最高になることは古くから知られていましたが、通常の冷間圧延法での製造は困難とされていました。
JFEスチールでは、鋼板表面よりけい素を浸透させる浸珪技術の開発により、世界で初めて6.5%けい素鋼板の工業化を可能にしました。
連続試験処理〈構成概略〉

スーパーコア®の特性
高周波電気機器の低騒音化・低鉄損、高効率化、小型化に最適です。リアクトル例を下記します。
けい素鋼板のSi量による磁気特性変化

低騒音効果(1kHz)

低鉄損効果(10kHz)

スーパーコア®に適した電源容量と周波数
スーパーコア®の適用分野をインバータ、コンバータ等の電源容量とその駆動周波数で整理すると、図のようになります。
インバータ、コンバータ電源ではIGBTなどのスイッチング周波数が1kHz~40kHzのリアクトル(チョーク)コア、また高周波電源や回転機などでは1kHz~20kHzのトランスコア、モータコアに適しています。

スーパーコア®の加工
従来の電磁鋼板の加工設備で多様なサイズや形状への2次加工の対応が可能です。

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