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JFE-Gコア JFE-Nコア スーパーコア

製品紹介 Products of Electorical Steel Sheets


電磁鋼板とは?

電磁鋼板は、電気機器の鉄芯材料※として使用される機能材料です。鉄芯材料には、優れた磁気特性が要求されます。そのため、電磁鋼板には、「絶縁被膜」と呼ばれるコーティングが施されるとともに、磁気特性に悪影響のある不純物(炭素、窒素、硫黄など)が極限まで低減されるなど、通常の鋼板にはない特徴があります。

※ 鉄芯材料:導線のコイルに電流を流すと、電磁石の原理により、磁場が発生します。モータなど多くの電気機器では、電磁石の原理により電気を磁気に変換し、「ちから」を発生させています。鉄芯材料は、コイルに挿入され、磁力を高める働きを担っています。

電磁鋼板

電磁鋼板の種類と用途

電磁鋼板には、「方向性電磁鋼板」と「無方向性電磁鋼板」があり、用途により使い分けられています。

●方向性電磁鋼板
一方向(圧延方向)にのみ極めて優れた磁気特性を有する鋼板であり、主に変圧器に使用されています。

●無方向性電磁鋼板
全方向に平均的に優れた磁気特性を有する鋼板であり、主にモーターに使用されています。

電磁鋼板の種類と用途

電磁鋼板の基本特性

電磁鋼板の性能は、2つの磁気特性、「磁束密度」と「鉄損」で表現されます。

●磁束密度
磁化のしやすさをあらわす指標であり、磁束密度が高い材料ほど、一定の電流で高い磁力を得ることができ、「ハイパワー」が得られます。

●鉄損
電気エネルギーから磁気エネルギーへの変換において発生するエネルギー損失の大きさをあらわす指標であり、鉄損が小さい材料ほど、エネルギー損失は小さくなり、「省エネルギー」となります。