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JFEスチール株式会社

「泉美術館」にH形鋼梁向けの「JFEの耐火被覆低減工法」が初採用

 

このたび、「JFEの耐火被覆低減工法」※1、※2が、「泉美術館」(設計・GC:清水建設株式会社)【写真1】に採用されました。本工法が柱に加え、H形鋼梁に採用されるのは初めてとなります。

 

耐火構造※3の被覆厚は評価機関による所定の耐火試験による検証結果から決められています。本工法は要求される耐火性能を満足するように、梁および柱の断面寸法を厳密に規定することで被覆厚の低減を実現します。本工法を適用することで施工時の被覆厚管理の負担軽減や被覆量低減によるCO2排出量の削減につなげることができ、「泉美術館」では建物の梁と柱に工法を適用することで、被覆厚を低減しております【図1】。

 

本工法は梁および柱の単体での適用の他、外壁と一体となって耐火性能を確保する合成耐火※4についても適用することができ、幅広い商品ラインナップを揃えております【図2】【表1】。先行して開発していた柱の工法はこれまで事務所・商業施設・学校・ホテルなど、幅広い建築物で採用いただいております。

 

近年、建設現場の職人不足や労働時間の短縮、さらに資材価格の高騰が進んでいる影響で、建設現場ではこれまで以上に省力化・工期短縮・コスト削減が求められるようになっております。JFEスチールではこうしたお客様の課題に対して、ワンストップでお応えする「JFESCRUM®」活動※5を展開しております。今後も皆様の施工合理化を実現する鉄鋼商品ならびに利用技術の開発と普及に努め、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

 

※1.2026年1月13日 「意匠性と経済性に優れる「JFEの耐火被覆低減工法」をH形鋼梁に適用拡大」
https://www.jfe-steel.co.jp/release/2026/01/260113-1.html

※2.2016年5月25日 「建築構造用冷間ロール成形角形鋼管 耐火被覆厚を低減し認定取得」
https://www.jfe-steel.co.jp/release/2016/05/160525.html

※3.耐火構造とは火災による建築物の倒壊及び延焼を防止するために、建築物に必要とされる耐火性能を有する構造になります。要求される耐火時間は建築物の部分・階数で異なり、柱および梁に要求される耐火時間は下記の通りになります。被覆厚は耐火時間に応じて決定されます。
1時間 :最上階および最上階から数えて、4以内の階
1.5時間 :最上階から数えて、5以上9以内の階
2時間 :最上階から数えて、10以上14以内の階

※4.合成耐火とは、外壁が取りつく梁・柱において、外壁を梁・柱の耐火被覆の一部として扱い耐火性能を確保する構造。

※5.当社が取り組んでいる建設分野におけるお客様との一体型ソリューションブランドです。
JFE スチールグループの技術力を結集し、研究・開発・製造から技術サポートまでワンストップで支援していきます。

JFESCRUMロゴ
 

【写真1】泉美術館(提供:清水建設株式会社)

【写真1】泉美術館(提供:清水建設株式会社)
建物名称 泉美術館
建築主 山西ワールド株式会社
設計施工 清水建設株式会社
延床面積 2757.26m2
階数 地上 6階
構造 S造
所在地 広島県広島市中区三川町
 

【図1】工法適用による効果

【図1】工法適用による効果
 

【図2】「JFEの耐火被覆低減工法」(梁・柱)

【図2】「JFEの耐火被覆低減工法」(梁・柱)
 

【表1】JFEの耐火被覆低減工法の商品ラインナップ

構造分類 要求耐火
時間
耐火被覆材(工法適用可能な組合せ) 被覆厚
低減効果
梁 梁単体 1.5時間 ・吹付ロックウール 45mm→25mm
合成耐火 ・吹付ロックウール(ALC※1縦張・横張)
梁単体 2.5時間 ・吹付ロックウール 60mm→45mm
柱 柱単体 1時間 ・吹付ロックウール
・けい酸カルシウム板※2
25mm→15mm
合成耐火 ・吹付ロックウール(ALC※1縦張・横張)
・吹付ロックウール(ECP縦張・横張)
柱単体 2時間 ・吹付ロックウール
・けい酸カルシウム板※2
45mm→25mm
合成耐火 ・吹付ロックウール(ALC※1縦張・横張)
・吹付ロックウール(ECP縦張)
・けい酸カルシウム板※2(ALC※1縦張・横張)

※1 鉄筋コンクリート板、PC板も適用可能

※2 ケイ酸カルシウム板は日本インシュレーション株式会社「Jタイカ®」(ニュータイカライト)を使用

下記ページから耐火被覆低減工法の詳細を記載しているカタログがダウンロードできます。
https://www.jfe-steel.co.jp/products/building/site/BCR_covering_reduction.html

 
ねがう未来に、鉄で応える。
本件に関するお問い合わせは、下記にお願い致します。
JFEスチール株式会社 総務部 広報室 TEL 03(3597)3166

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