PC版

MENU

ニュースリリース


JFEスチール株式会社

「鋼管の表面欠陥を自動で研削除去するロボットシステム」が
第60回機械振興賞 機械振興協会会長賞を受賞

当社が開発した「鋼管自動研削ロボットシステム」が、このたび一般財団法人機械振興協会(会長:釡 和明氏)から第60回機械振興賞 機械振興協会会長賞を受賞しました。

 

機械振興賞は、我が国機械工業における技術開発の一層の促進を図るため、優秀な研究開発およびその成果の実用化によって、機械産業技術の進歩・発展に著しく寄与したと認められる企業・大学・研究機関および研究開発担当者に対して毎年与えられるものです。当社の機械振興賞の受賞は14回目です。

 

1.受賞技術名
「鋼管の表面欠陥を自動で研削除去するロボットシステム」

 

2.受賞者
渡邉 拓(スチール研究所 サイバーフィジカルシステム研究開発部 主査研究員)
山下 浩二(スチール研究所 サイバーフィジカルシステム研究開発部 グループリーダー)
角谷 拓馬(知多製造所 製造部 小径シームレス管工場 副工場長)
小菅 駿之介(DX戦略本部 デジタル化推進部 主任部員)
中村 紘大(知多製造所 企画部 設備技術室 主任部員)

 

3.開発の概要

当社は、鋼管の表面欠陥を自動で除去する「鋼管自動研削ロボットシステム」を開発しました(図1)。シームレス鋼管の製造時に発生する表面欠陥をグラインダーで除去する作業における作業者の安全性や働きやすさ向上のために、作業環境の整備・改善が課題でした。しかし、作業の自動化においては、不規則な位置に様々な大きさで発生する表面欠陥のみを効率的に研削除去する技術が求められていました。そこで今回、動作柔軟性の高いロボットアームにグラインダーを搭載し、3Dセンサで欠陥部の形状を測定・検出することができ、その形状に倣った研削動作を自動生成する「ティーチングレス研削」技術を開発しました。

本技術により作業者の安全性や働きやすさが向上するだけでなく、ロボットによる高効率な研削および作業の自動化により、従来は個人の技量や体力に依存していた作業が減少したことに加え、作業者一人あたりの生産性が従来比で約2.5倍に向上し、また、多様な人材が活躍できる環境が整いました。本装置は、知多製造所・小径シームレス管工場に導入されています。

当社は、今後も本装置をはじめとする自動化技術を積極的に現場に導入し、社員の安全性と働きやすさ向上に寄与する環境を整備することで、さらなる企業価値の向上を目指してまいります。

 

【図1】鋼管自動研削ロボットシステム

鋼管自動研削ロボットシステム
 

【関連URL】

「ティーチングレス技術」による自動研削ロボットシステムを開発
~知多製造所の鋼管手入れ工程の自動化~
https://www.jfe-steel.co.jp/release/2023/12/231215.html

 
ねがう未来に、鉄で応える。
本件に関するお問い合わせは、下記にお願い致します。
JFEスチール株式会社 総務部広報室 TEL 03(3597)3166

ニュースリリース一覧へ戻る