高炉原料化システムはゼロエミッション型

高炉原料化システムはゼロエミッション型

使用済みプラスチックの高炉での還元材としての活用の他に、高炉原料化システムにはもう一つ利点があります。それはプラスチックについているシールラベルや土などの付着物もリサイクルできる点です。鉄鉱石は約60%が鉄であり、残りはシリカやアルミナなどの無機物です。高炉内は鉄が溶ける温度ですので無機物(灰分)も溶融しており、高炉からは溶けた鉄(銑鉄)と副産物であるスラグ(無機物の溶融物)が回収されます。回収されたスラグは、セメント原料や路盤材(製品)となります。
 このため、シールラベルを剥すことやアルミ等が積層された複合プラスチック類も利用することが出来ます

高炉に吹き込まれた使用済みプラスチック製品は、最終的には還元ガスとして鉄鉱石の還元反応に使われるか、ガスエネルギーとして利用されます。また、付着物で有機物以外のものは銑鉄かセメント原料等の製品になり、その他の形態で発生するものはありません。つまり、使用済みプラスチックを高炉に入れれば、全てが資源として活用できるのです。

ゼロエミッション図