造船の分野は、大型運搬船から旅客船、艦船、或いは砕氷船等の特殊船まで非常に幅が広く、それ自身が一つの生活空間であることを考えると、あらゆる鋼材が使用されていると言っても過言ではありません。
しかし、数量的に見ると、船体構造(船側外板、上甲板、船底外板、隔壁等)用に使用される厚板が圧倒的に多く、次いで、その補強材に使用される各種形鋼が多いのです。 下記に、建造中の船体と船体ブロックの写真を示します。
なお、一部に軽量化を図って差厚、LP鋼板も使用されています。
上記以外に、厚板は、ボイラ、圧力容器、低温用としても使用され(低温用には形鋼も使用されます)、さらに特殊用途として、液化ガスタンク用にステンレス厚板が、危険化学品タンク用にクラッド厚板が使用されています。
鋼管は、圧力配管用、ボイラ及び熱交換器用として、シームレス鋼管・電気抵抗溶接鋼管(電縫鋼管)が使用されています。
棒鋼は、軸やボルト等用に使用されています。
なお、これらの商品には、一般的に船級協会の承認が必要です。 |