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Q&A

Q1鋼管とは?
A1-2熱間仕上、冷間仕上鋼管の特徴比較
鋼管の製造法により熱間仕上鋼管と冷間仕上鋼管があることは前述のとおりです。製造法による比較は表のとおりです。
熱間仕上鋼管 冷間仕上鋼管
  1. 熱間(850℃以上)で圧延加工する。
  2. 流れ作業で生産されることが多く経済的であるが、
    一般に工具、段取に影響され標準寸法に自ら制限がある。
  3. 薄肉管では工程中の温度降下が著しく、加工しにくくなる。
    肉厚は3mm程度以上である。
  4. 熱間加工のため、表面の平滑度は冷間仕上よりよくない。
    (20~75S)
  5. 寸法精度も熱間加工のため冷間仕上よりはよくない。
  6. 押出製管によれば異形管の製造ができる。
  7. 冷間仕上より安い。
  1. 常温で成形加工する。
  2. 特殊寸法の少量生産も可能である。
  3. 細径管、薄肉管、厚肉管等ほとんどいかなる寸法でも
    製造できる。
  4. 内、外面平滑できれいである。(3S~25S)
  5. 寸法精度をきびしくコントロールすることができる。
  6. 長尺管あるいは半円、ダ円、長方形などの異型管の
    製造ができる。
  7. 熱間仕上より高い。
  8. その他同じ材料でも使用目的によっては、
    冷間加工による硬化を利用し強度の大きい管ができる。

用途および製造の可否に照して、熱間仕上鋼管を用いるか冷間仕上鋼管を用いるかを決める必要があります。
また、冷間仕上鋼管で冷間加工により硬化させたものがありますが、これらは主として機械構造用鋼管として使われます。

※おことわり
本資料は、一般的な情報の提供を目的とするもので、設計用のマニュアルではありません。本資料の情報は、必ずしも保証を意味するものではありませんので、本資料に掲載されている情報の誤った使用、または不適切な使用法等によって生じた損害につきましては、責任を負いかねます。また、内容は予告無しに変更されることがあります。