ニュースリリース
JFEスチール株式会社
世界鉄鋼協会の表彰で2件受賞
~「Steelie Awards 2026」および
「Safety and Health Excellence Recognition 2026」~
このたび当社は、世界鉄鋼協会(World Steel Association、以下「worldsteel」)の表彰において、「Steelie Awards 2026」および「Safety and Health Excellence Recognition 2026」の2件を受賞しました。
「Steelie Awards 2026」では、鉄鋼スラグ製品を活用した「JFE Blue Infrastructure Platform」が「Excellence in Sustainability」部門のWinner(最高賞)を受賞しました。また、「Safety and Health Excellence Recognition 2026」では、「Occupational Safety」部門で受賞しました。
2026年10月12日にSteelie Awardsの表彰式がインド・ニューデリーで開催され、当社代表取締役社長の広瀬 政之が出席しました。
<鉄鋼スラグ製品を活用した「ブルーインフラ」適応技術>
今回受賞した「JFE Blue Infrastructure Platform」は、鉄鋼スラグ製品を活用した環境改善技術を統合し、複数の沿岸課題を一体的に解決する「ブルーインフラ」に適応しうるプラットフォームです。
本プラットフォームは、①浚渫土の有効利用と深掘れ跡・浅場の再生を実現するカルシア改質土、②水質・底質改善や硫化物固定、③生物付着基盤形成に寄与する「マリンストーン®」、さらに藻場・生物生息場の造成、生物多様性向上およびブルーカーボン創出を実現する「マリンストーン®」および「フロンティアロック®」を統合したものです。これらの技術により、複数の沿岸課題を一体的に解決する「JFE Blue Infrastructure Platform」を構築しています。
「JFE Blue Infrastructure Platform」のイメージ
*1ブルーインフラについて
ブルーインフラとは、海洋・沿岸域において自然生態系の機能を活用し、環境保全と社会・経済活動の両立を図る持続可能な社会基盤の概念です。国土交通省では、グリーンインフラの海域展開としてブルーインフラの普及・活用を推進しており、沿岸環境の再生、生物多様性の回復、ブルーカーボンの創出、防災・減災などへの貢献が期待されています。
<挟まれ・巻き込まれ災害防止に向けた工学的安全対策>
「Safety and Health Excellence Recognition」は、worldsteelが毎年、鉄鋼業界において優れた安全衛生活動を推進している会員企業を表彰する制度です。受賞企業の取り組みはworldsteel加盟企業に共有され、世界の鉄鋼業界全体の安全衛生レベル向上への貢献が期待されています。
今回当社が受賞した「Occupational Safety」部門では、挟まれ・巻き込まれ災害の防止に向けた工学的安全対策の取り組みが高く評価されました。
当社では、2015年に発生した挟まれ・巻き込まれによる死亡災害を契機として、人の注意や経験に依存した安全管理から、仕組みによって安全を確保するシステムへの転換を進めてきました。具体的には、設備が安全な状態でのみ立ち入りを可能とするインターロックキーの導入、AIカメラによる人検知技術を活用した危険区域侵入時の設備自動停止機能の実装、人が危険区域へ容易に接近できないよう保護構造物の強化など、複数の工学的対策を統合した安全システムを構築しました。
これにより、意図的または偶発的なヒューマンエラーが生じた場合でも、人を保護できる仕組みを実現しています。また、人検知技術は危険区域の区画が困難な既設設備にも適用可能であり、大規模な設備改造を行うことなく安全性を向上できる点も評価されました。
当社は今後も、材料技術・製造技術の革新、安全で健康的な職場づくり、さらには環境・社会課題の解決に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
会場のフマユーン廟にて表彰を受けるJFEスチール㈱代表取締役社長 広瀬政之
| JFEスチール株式会社 | 総務部 広報室 | TEL 03(3597)3166 |




