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JFEスチール株式会社

CO2輸送用ラインパイプ材の研究開発について
~石油メジャーが参画する日本財団とDeepStarの連携技術開発助成プログラムに採択~

 

当社製品の電縫鋼管(マイティーシーム®※1)を用いたCO2輸送用ラインパイプ材の材料特性と安全性評価に関する研究開発が、石油メジャーなどが参画する「海洋石油・天然ガス分野における脱炭素化等推進に係る日本財団-DeepStar連携技術開発助成プログラム」※2(以下、「本プロジェクト」)のCCSまたはCCUS関連技術として採択されました。本プロジェクトにおいては、DeepStarメンバーである石油メジャーのExxonMobil社(米国)、Occidental Petroleum社(米国)、Shell社(英国)、BP社(英国)、TotalEnergies社(仏国)、Woodside Energy社(豪州)、Petrobras社(伯国)と連携し、CO2輸送用の鋼管材料などの評価基準および方法を確立し、CO2輸送パイプラインの実用化を目指します。

 

2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、地球温暖化の主な原因とされているCO2を回収して地中に貯めるCCSまたはCCUSの実用化が進められていますが、CO2を発生源から貯留場所へ運ぶ手段として、パイプラインによる大量輸送が検討されています。しかし、回収されたCO2には不純物が含まれる場合があり、不純物が鋼材の性質を劣化させる懸念が指摘されています。今回の研究開発では、当社の千葉地区にあるスチール研究所において、CO2輸送用ラインパイプに使用される鋼管への不純物の影響を明らかにするため、想定環境下での材料の強さや割れにくさを評価します。さらに試験で得られたデータをもとに、CO2輸送用ラインパイプに適した材料の条件や評価方法を整理し、安全に使用できるかを確認します。本研究により、CO2の輸送において不純物の影響を考慮した安全性評価技術の確立を進め、将来のCCSインフラの社会実装に貢献していきます。

 

JFEグループはこれからも、CCSインフラの社会実装に資する研究開発を推進し、CO2の輸送・貯留技術の適用拡大を進めるお客様のニーズに応えていくことで、カーボンニュートラルの実現に貢献してまいります。

 

※1 溶接部品質に優れたラインパイプ用電縫鋼管「マイティーシーム®」
https://www.jfe-steel.co.jp/products/koukan/mighty.php

※2 日本財団とは、国土交通大臣が指定する船舶等振興機関として、全国の地方自治体が主催するボートレースの収益金をもとに、海洋船舶関連事業の支援や公益・福祉事業、国際協力事業を主に行っている公益財団法人です。
DeepStarとは、海洋油田開発生産に関わるChevron(米国)、Shell(英国)、Equinor(ノルウェー)など、世界中の海洋石油・天然ガスの探査・開発・生産を担う企業や、これら企業に製品・サービスを提供する企業、大学、研究機関などから成る海洋技術開発のコンソーシアムです。

 

■関連リンク
海洋石油・天然ガス分野における脱炭素化等推進に係る日本財団-DeepStar連携技術開発助成プログラム(第1事業期間)。

https://www.nippon-foundation.or.jp/who/news/information/2023/20230113-83742.html

 
ねがう未来に、鉄で応える。
本件に関するお問い合わせは、下記にお願い致します。
JFEスチール株式会社 総務部広報室 TEL 03(3597)3845

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