ニュースリリース
JFEスチール株式会社
自社開発したスクラップ自動検収技術を「JFE Resolus®」のラインナップとして提供開始
当社は、鉄鋼業におけるスクラップ受入工程の効率化および高度化を支援することを目的として、自社開発したスクラップ自動検収技術※を当社が展開する製造業向けソリューションビジネスブランド「JFE Resolus®」のラインナップに加えました。
スクラップ受入時に行われる検収作業は熟練査定員の目視判定に依存しており、作業負荷が高いことや判定にばらつきがあるといった課題がありました。また、当社ではカーボンニュートラル実現に向けてスクラップ使用量を拡大するなかで、受入処理能力の向上や省力化も重要なテーマとなっています。
これらの課題に対応するため、当社はAIを活用したスクラップ検収の自動化技術の開発を進め、当技術を2026年4月に仙台製造所に導入し、実機における検証およびチューニングを経て、同年6月より運用を開始しました。
今回導入したスクラップ自動検収技術は、スクラップの荷降ろし時にトラックの荷台を自動撮影し、その画像をもとにスクラップの等級構成および異物混入の有無を判定するものです(図)。これまでの開発・検証の結果、現場の査定業務に適用可能な精度を実現しました。
本技術により、スクラップ検収作業の省力化、判定の標準化・高度化を実現できます。また、査定データのデジタル化により、今後の操業最適化や品質管理強化へ向けた活用も見込んでいます。
本技術は当社のDX推進を担うコア技術の一つであり、社内展開およびスクラップを取り扱う事業者への技術提供(技術外販)を進めてまいります。
当社は今後も、DX技術を活用した革新的な製造プロセスの導入を通じて、生産性向上と資源循環の高度化を両立し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
※スクラップ検収
搬入された鉄スクラップの外観を確認し、等級構成や異物混入の有無を判定して、品質確認および受け入れ可否を決定すること。
【図】スクラップ自動検収技術の概要
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