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JFEスチール株式会社

アマゾン ウェブ サービスとの持続可能な社会の実現に向けた覚書の締結について

<クラウドおよび生成AI技術の活用ならびに低炭素鋼材(GXスチール*1)プロジェクトにおける連携機会の追求>

JFEスチール株式会社(以下、JFEスチール)は、アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社およびアマゾン データ サービス ジャパン合同会社とデータセンターの脱炭素化およびクラウドサービス活用における連携に関する覚書を締結しました。本覚書に基づき、当社はデジタルトランスフォーメーション(DX)戦略をさらに推進し、「データの高度活用」や「ソリューション外販」を強化します。同時に、2050年のカーボンニュートラル実現に向けて世界的な需要拡大が見込まれる低炭素鋼材(GXスチール)に関する連携を通じて、アマゾン ウェブ サービス(以下、AWS)の脱炭素化に向けた取り組みを支援することで、より持続可能な社会の実現に貢献します。

 

<覚書締結の目的>

当社は、サイバー・フィジカル・システム(Cyber Physical System:CPS*2)を活用したインテリジェント製鉄所の実現をコンセプトに、「データ活用の高度化」を推進しています。インテリジェント製鉄所とは、製鉄所内の膨大なデータをリアルタイムに収集し、学習・予測・最適化を行うことで、従来は熟練者の経験に依存していた操業・品質管理・設備保全を自律的かつ最適な形へ高度化する製鉄所を指します。当社はこの実現に向けAWS と連携することで、膨大なデータをクラウドに移行し、Amazon BedrockやAmazon Q DeveloperをはじめとしたAWSの最先端の生成 AI 技術を活用します。これにより、ビッグデータのリアルタイム解析や高度な予兆保全モデルの構築、生産条件の最適化、現場業務のデジタル化加速といった取り組みをさらに加速させます。

 

また、当社は、製鉄技術の開発を通じて培ったさまざまな製造業向けソリューションを顧客に提供し、よりスマートで持続可能な社会への貢献を目指すソリューション外販事業として 「JFE Resolus®」 を展開しています。これらのソリューション外販事業ではAWSを活用し、高可用性*3とセキュリティを確保してSaaS(Software as a Service)での提供を進めていますが、今後さらにAWS活用を進化・拡大させることで、グローバルに迅速かつ安全な形で顧客へソリューションを提供できるシステムの整備を推進していきます。

 

さらに、当社は、2025年4月9日のGX 経済移行債を活用した政府支援策である「排出削減が困難な産業におけるエネルギー・製造プロセス転換支援事業(事業Ⅰ(鉄鋼))」の交付決定を受け、西日本製鉄所(倉敷地区)での革新電気炉(高効率・大型電気炉)の導入を決定し、2028年度第一四半期からの稼働開始を予定しています。既存の電気炉では製造が困難であった、高品質・高機能かつGHG排出量を大幅に削減したGXスチールなどを提供することにより、データセンターの脱炭素化に大きく貢献することを目指します。

 

本覚書に基づき、JFEスチールとAWSは、AWS向けGXスチールの開発および供給に関する連携機会について、一連のワークショップを通じて検討していきます。また、2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、カーボンリサイクル高炉や水素直接還元製鉄プロセスなど、当社がグリーンイノベーション基金事業として推進する革新的技術を用いて製造されるGXスチールの将来的な活用についても、今後議論することが可能となります。

 

<両社のコメント>

■アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社 常務執行役員 堤 浩幸氏

JFEスチールと覚書を締結できることを大変嬉しく思います。本覚書は、持続可能なデジタルの未来を共に築くという両社の共通目標をさらに発展させるものです。クラウド技術は、JFEスチールのデジタル・AI戦略の加速に貢献するだけでなく、持続可能なソリューションの構築やJFEスチールのビジネス拡大にも寄与するものと確信しています。今後も両社の協力関係をさらに深めていくことを楽しみにしています。

■JFEスチール株式会社 専務執行役員・DX戦略本部長 西 圭一郎

AWSとの覚書締結を通じて、クラウドコンピューティングや生成AIといった先端技術を活用し、当社のデジタル化をさらに進化させるとともに、AWSのデータセンターの脱炭素化に向けた取り組みを支えてまいります。単なる技術連携にとどまらず、持続可能な未来を共創するパートナーとして、AWSとともに新たな価値を創出してまいります。

 

*1 Green Transition/Transformation Steel(GX Steel)。

*2 CPS(サイバー・フィジカル・システム)とは、製造現場(フィジカル)から収集したセンサーデータをもとに、デジタル空間上で高度な仮想プロセス(サイバー)を再現する技術です。この2つをリアルタイムに連携させることで、現実では見えない設備内部の状態把握や将来予測が可能となり、仮想プロセスでの健全性監視・異常予測の結果を、実際の操業にフィードバックします。

*3 高可用性とは、障害が発生してもサービスを継続し、ユーザーへの影響を最小限に抑える仕組みです。

 
ねがう未来に、鉄で応える。
本件に関するお問い合わせは、下記にお願い致します。
JFEスチール株式会社 総務部広報室 TEL 03(3597)3166

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