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JFEスチール株式会社

JFEResolus
コークス炉熱間積替え補修技術がソリューションビジネスとして初採用

当社はこのたび、当社のソリューションビジネスの商品である「コークス炉熱間積替え補修技術(※1)」を、ブラジルのゲルダウ社オーロブランコ製鉄所(ミナスジェライス州)のコークス工場向けに、株式会社メガテック(※2 以下、「メガテック」)と共同で受注しました。当社の「コークス炉熱間積替え補修技術」が海外含めソリューションビジネスとして採用されるのは初めてとなります。

高炉プロセスを用いる鉄鋼業においては、老朽化したコークス炉の更新工事の効率化は大きな課題です。コークス炉を保有する当社では、長期にわたってさまざまなコークス炉更新技術の開発に取り組んできました。中でも「コークス炉熱間積替え補修技術」は、当社の製鉄所において200例を超える施工実績を積み重ねており、その実績と補修技術がゲルダウ社に高く評価され、今回の受注に至りました。

当社は、今後とも自社技術や操業改善ノウハウをソリューションビジネス「JFE Resolus™(レゾラス)」の商品として積極的にお客様に提供し、お客様と共に発展を目指してまいります。

(※)コークス炉熱間積替え補修技術の特徴

① 大規模な設備投資を必要とする新設や全面更新ではなく、劣化が進行した部分の選択的な補修が可能

② 当社が開発したレーザースキャナーを活用した炉壁凹凸可視化システムにより、炉壁の損傷や変形の状況を測定し、補修が必要な範囲を精密に特定することが可能

③ 大型成形ブロックによる、補修工期の短縮と施工品質の向上

④ 補修対象以外のコークス炉ではコークス生産の継続が可能であるため、補修に伴うコークス減産を最小限に抑えることが可能

⑤ 高性能の断熱材により、補修対象外の部位への熱影響を最小限に留めつつ、補修作業員の安全な作業環境を確保

 

(コークス炉熱間積替え補修技術のイメージ)

コークス炉熱間積替え補修技術のイメージ
 

【ゲルダウ社の概要】

・会社名 Gerdau S.A.
・本社所在地 ブラジル連邦共和国ミナスジェライス州ベロオリゾンテ
・代表者 Guilherme Chagas Gerdau Johanpeter, Chairman
・事業内容 鉄鋼製造・販売業、鉄スクラップ回収業
・設立時期 1901年
 

【メガテックの概要】

・会社名 株式会社メガテック
・本社所在地 千葉市中央区問屋町1-35 千葉ポートサイドタワー26F
・代表者 長尾 繁(代表取締役会長)
・事業内容 コークス炉補修、プラント設計・製作・建設
・設立時期 1971年に山陽工業として設立。2000年に社名をメガテックへ変更。
 
本件に関するお問い合わせは、下記にお願い致します。
JFEスチール(株) 総務部広報室 TEL 03(3597)3166

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