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JFEスチール株式会社

JFEグループ建材商品のデータブック『鋼構造設計便覧』の改訂版を発行

当社はこのたび、建設分野における一体型ソリューション提案活動『JFESCRUM®』(※1)の一環として、最新の開発商品や技術の内容を拡充し、JFEグループの建材商品を網羅した『鋼構造設計便覧』の改訂版を2024年4月に発行しました。

 

この『鋼構造設計便覧』は、厚鋼板やH形鋼、各種形鋼、角形鋼管、円形鋼管の建築構造用鋼材から、床材、屋根材、壁材、柱脚、ブレースなど、各種建築製品に関する詳細な仕様をまとめたハンドブックです。1964年の初版発行以来、「青本」の通称で長年ご愛用頂いており、設計事務所やゼネコン及びファブリケーター等の多くの方々に、建築物の設計から施工に至るまでの各段階でご活用いただき、好評を得ております。

 

この度の改訂では、『JFESCRUM®』をはじめとしたソリューション活動や新材料・新工法の情報を新たに掲載しました。また、東日本製鉄所(京浜地区)の上工程休止に伴う製造体制の変更に対応して、新たに大臣認定を取得した建築向け鋼材商品の詳細につきましても、分かりやすく掲載しております。さらにグループ各社の新商品に関する最新情報も加えており、JFEスチールの製品と組み合わせた幅広い商品の選択が可能となっています。

 

今後、当社は多くのお客様との技術交流会や面談の機会を通じて、この改訂版『鋼構造設計便覧』を広く配布して参ります。また、製本版に加えてPDF化した電子版も当社ホームページからダウンロードすることができますので、是非ご活用ください。『鋼構造設計便覧』をより多くの建設業に携わる方々にご利用いただくため、お客様の声を反映してさらなる利便性の向上に努めて参ります。

 

※1 当社が取り組んでいる建設分野におけるお客様との一体型ソリューションブランドです。昨今の社会環境の大きな変化に伴って、建設業界に要望されるさまざまな課題の解決のため、JFEスチールグループの技術力を結集し、研究・開発・製造から技術サポートまでワンストップで迅速に支援していきます。
JFESCRUM®ホームぺージURL:https://www.jfe-steel.co.jp/products/infrastructure/jfescrum/

 

(JFESCRUM®のロゴマーク)

ロゴマーク
 

【主な改訂内容】

① JFEスチールの建設分野への取り組みを掲載
・お客様との一体型ソリューション活動『JFESCRUM®
・製造プロセスにおけるCO2排出量を大幅に削減した鉄鋼商品『JGreeX®
・鉄骨造における環境負荷低減に寄与する技術提案『建材グリーンソリューション』
 
② JFEスチールの注力商品・技術を掲載
・京浜地区上工程休止に伴い新たに取得した大臣認定
・高強度スーパーハイスレンド®H(外法一定H 形鋼):『HBL®-H355』の断面拡充
・低温域における靭性を保証した鋼材:『建築構造用低温用鋼材』
・木と鉄の混合構造:アーキテツト®『木耐火柱』、『木補剛間柱ダンパー』
・梁の設計合理化工法:『横座屈補剛工法』、『薄肉ウェブ梁座屈補剛工法』
・高強度鋼適用による設計合理化手法:『エネルギー法に基づく設計合理化手法』
 
③ JFEグループおよび関連会社の新商品を追加
・JFE建材
 型枠用デッキプレート 『JFウェイブデッキ®
 合成スラブ構造用デッキプレート『QL75-7200』、『QL50-6000』、『QL50-4300SPW』
 屋根30分耐火デッキプレート『QLルーフ®
・JFEシビル
 高剛性・高耐力の耐震デバイス:『JFEの耐震壁』
 低降伏点鋼を用いた免震デバイス:『JFEの曲げ鋼板ダンパー™』
・セイケイ
 溶接継手熱影響部の靭性に優れたプレスコラム:『G325TF』、『G385TF』
 

【参考】
電子版のダウンロードは、当社のホームページからお願いします。 鋼構造設計便覧URL:http://www.jfe-steel.co.jp/products/building/binran/

 

(改訂した鋼構造設計便覧の表紙)

改訂した鋼構造設計便覧の表紙
 
本件に関するお問い合わせは、下記にお願い致します。
JFEスチール(株) 総務部広報室 TEL 03(3597)3166

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