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ニュースリリース

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JFEスチール株式会社

優秀な人財の獲得・定着および働きがいの向上を目指した
賃金引上げの実施について

当社はこのたび、2024年の春季交渉において、労働組合の要求である2024 年度 30,000 円の基本賃金改善(組合員一人当たり平均)に対し、満額である30,000 円を回答しました。本回答は過去の春季交渉の会社回答における最高額であり、賃金構造維持分(定期昇給相当分)の2.3%(6,900円)と合わせて平均で12.5%の賃上げを行うものです。

 

当社は、カーボンニュートラルへの対応など複雑かつ変化の激しい経営環境のもとで企業価値を向上させ続けるために、従業員一人ひとりの能力・活力発揮が重要であると考えています。このような認識のもと、人的資本への投資を通じて従業員が働きがいを感じ、持てる力を最大限に引き出せる施策に注力しています。賃金水準についても、至近の物価上昇に対応する観点とともに、働きがいの向上の面でも重要な要素の一つと考えていることから、今回の満額回答に至ったものです。

また優秀な人財の獲得および定着を図る観点から、若年層の賃金を重点的に引き上げることにより、10~20代の賃金については平均で18.5%の賃上げとなります。

 

【賃金改善の概要】 

対象者 非管理職社員
※管理職(課長以上)社員についても非管理職社員に準じて賃金改善を実施
実施内容 一人当たり平均30,000 円/月の財源投入
※別に定期昇給相当分(6,900円/月)あり
平均賃上げ率 12.5%(定期昇給相当分2.3%を含む)
実施時期 2024年4月
 

また、当社は働きがい向上を重要な経営課題の一つと位置付け、これまで65歳への定年延長実施や、在宅勤務やフレックスタイム制の活用・ITツールの導入などによる「新しい働き方」の推進、ダイバーシティ&インクルージョンの推進などさまざまな施策を進めてきました。今回の春季交渉においても、ワーク・ライフ・バランス推進の観点から所定休日数の増(一般勤務2日、交替勤務1日)を回答しています。

また人事制度のみならず企業文化変革も含めた多面的な施策を推進する「人財戦略本部」を2024年4月に新設し、経営戦略と連動した人事戦略をさらに推進していきます。今後、より働きやすい職場環境実現のための製造現場を中心とした事務所・福利厚生施設等への投資や、社員一人ひとりの働きがいを向上させることを目指した人事賃金制度改訂をはじめとして、一連の新規施策を展開していく予定です。

当社は今後も、人的資本への投資を通じて多様な人財が働きがいを感じながら活き活きと能力を発揮できる環境を整備することで、さらなる企業価値の向上を目指してまいります。

 
本件に関するお問い合わせは、下記にお願い致します。
JFEスチール(株) 総務部広報室 TEL 03(3597)3845

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