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JFEスチール株式会社

JFEスチール社長賞ならびに新商品開発賞について

当社は、2021年のJFEスチール社長賞ならびに新商品開発賞を決定し、12月23日に表彰式を行いました。受賞内容は以下の通りです。

1.社長賞
(1)最優秀賞:1件

・DXによる世界初となる大型高炉の生産弾力性向上技術の確立

従来生産調整などの局面で、長期間停止した大型高炉を通常操業に移行するには、炉内残留物の冷却や掻き出し作業などが必要となるため、約半年を要していました。昨年福山4高炉では、DS(データサイエンス)技術を活用し、炉内残留物の掻き出し作業を不要にするとともに、長期間停止した大型高炉を安定的に立ち上げる技術を確立することで、通常操業への移行期間を約2か月に短縮することに成功しました。これにより、大型高炉の生産弾力性の飛躍的な向上を実現しました。

(2)優秀賞:5件 詳細省略

 

2.新商品開発賞:
(1)銀賞:3件

・JFEスチールの鉄骨梁横座屈補剛工法

当社は、近年高まる建設現場省力化ニーズに応えるため、各種工法の開発に注力しています。超高層ビルや物流倉庫は柱の間隔が広く、梁に一般的に用いられるH形断面材が直交方向に座屈しやすいため、小梁や方杖をはじめとする梁の補剛部材が必要となります。今回開発した鉄骨梁横座屈補剛工法では、建築物の床構造をなすコンクリート製スラブによる梁の拘束(座屈防止)効果を、独自の評価式を用いて適切に織り込むことで、補剛部材を省略することができます。これにより、鉄骨加工や部材の省略だけではなく、耐火被覆をはじめとする現場施工の効率化が可能となります。2017年の第三者機関による性能証明取得後も、梁寸法や床配置などに関して適用範囲の拡大を進めることで、着実に採用実績を伸ばしています。

(他の銀賞の詳細は省略)

(2)銅賞:5件 詳細省略

 

【写真】代表取締役社長北野(前列中央)と社長賞の受賞者

【写真】代表取締役社長北野(前列中央)と社長賞の受賞者
 

【ご参考】JFEスチールの表彰制度概要
技術分野および業務改革等において会社経営に貢献した顕著な成果に対し表彰を行なうもので、(1)案件の内容に応じて「技術表彰」、「功績表彰」、「グループ表彰」に分類表彰され、主にそれらの中から特に優れたものを表彰する『JFEスチール社長賞』と、(2)オンリーワン・ナンバーワン商品の拡大に向けた『新商品開発賞』の、2つの賞から構成されます。表彰制度の概要は、以下の通りです。

JFEスチールの表彰制度概要
本件に関するお問い合わせは、下記にお願い致します。
JFEスチール(株)総務部広報室 TEL 03(3597)3166

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