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JFEスチール株式会社

令和3年度資源循環技術・システム表彰「経済産業省産業技術環境局長賞」を受賞
~使用後耐火物クローズドループリサイクル技術の確立~

当社はこのたび、「使用後耐火物クローズドループリサイクル技術の確立」の功績により、「令和3年度 資源循環技術・システム表彰」(主催:一般社団法人 産業環境管理協会、後援:経済産業省)の「経済産業省産業技術環境局長賞」を受賞しました。当社が同賞を受賞するのはJFEスチール発足以来2回目となります。

「資源循環技術・システム表彰」は、廃棄物の発生抑制(リデュース)・使用済み物品の再使用(リユース)・再生資源の有効利用(リサイクル)に寄与し、高度な技術または先進的なシステムの特徴を有する優れた事業や取り組みを広く公募・表彰し、その奨励・普及を図ることで、資源循環ビジネスを振興することを目的としています。昭和50年の設立から47回目を数え、リサイクルや環境保全の表彰制度としては、最も長い歴史を有する表彰の一つです。

1.受賞件名
「使用後耐火物クローズドループリサイクル技術の確立」

2.受賞概要
当社は、高炉で作られた溶銑を次工程に搬送する溶銑鍋から発生する使用済耐火物について、同じ耐火物の原料として再利用するクローズドループリサイクル技術を開発しました。回収した利用可能な耐火物の100%再利用を実現するとともに、経済的にも持続可能なリサイクルシステムを確立しました。 溶銑鍋には、複数材質の耐火物が使用されており、使用後の解体時に異材質をはじめとする不純物が混入してしまうため、耐火物原料としてリサイクルするのが難しく、鉄分だけを回収した後、産業廃棄物として処理せざるをえませんでした。 そこで、回収した利用可能な耐火物を100%再利用するため、耐火物に含まれるリサイクル原料の配合率を向上させるとともに、耐火物のリサイクルにおいて主流のカスケードリサイクル(※1)より、さらに環境に優しいクローズドループリサイクル技術の開発を進めました。 不純物の混入源やリサイクル原料への混入限界量を徹底的に調査した結果に基づき、使用済耐火物の解体・分別方法などを見直すことによって、効率的な混入防止および除去方法を開発しました。さらに、1mm以下の原料に含まれる不純物量をコントロールすることで、リサイクル原料を使用して製造した耐火物の品質を安定させることに成功しました。 本技術により、リサイクル原料の配合率を世界最高レベルの70%まで向上させ、回収した利用可能な耐火物を、同じ耐火物の原料として100%再利用することが可能となりました。加えて、新規設備の導入や人力による作業の増加を必要としない作業プロセスを構築し、リサイクル原料のコストを新規原料より低く抑えることで、経済的にも持続可能なリサイクルシステムを確立しました。2018年までに、溶銑鍋を使用する東日本製鉄所(京浜地区)および西日本製鉄所(福山地区)への導入を完了しています。 当社は今後とも、環境負荷低減技術の開発を積極的に推進していくことで、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

(※1)カスケードリサイクル
使用済の耐火物について、同じ耐火物の原料ではなく、よりグレードの低い耐火物として再利用すること。リサイクル原料の配合率は最大50%程度。

 

【図1】写真

【図1】溶銑鍋およびリサイクル原料を使用した耐火物
 

【図2】クローズドループリサイクルフロー

【図2】クローズドループリサイクルフロー
 
本件に関するお問い合わせは、下記にお願い致します。
JFEスチール(株)総務部広報室 TEL 03(3597)3166

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