ニュースリリース
JFEスチール 株式会社
鉄鋼需要動向を踏まえた対策について
当社は国内外の鉄鋼需要の減少を踏まえ、需要に見合った生産を継続してまいりましたが、足元の急激かつ大幅な需要減少への更なる対策として、効率的な生産体制での操業、及び従業員の雇用維持の観点から、以下の施策を実施することを決定しました。
1.高炉の休止(改修)、バンキング(*)
西日本製鉄所(倉敷地区)第4高炉について4月末を目途に休止し高炉改修工事に着手します。また、西日本製鉄所(福山地区)第4高炉について6月末のバンキング実施に向けて準備を開始します。
(*)バンキング:送風を停止し、再稼働可能な状態で休止すること
【西日本製鉄所の高炉(稼働中)の概要】
炉容積(m3) | 火入れ時期 | ||
---|---|---|---|
倉敷地区 | 第2高炉 | : 4,100 | 2003年11月(4次) |
第3高炉 | : 5,055 | 2010年2月(4次) | |
第4高炉 | : 5,005 | 2002年1月(3次) | |
福山地区 | 第3高炉 | : 4,300 | 2011年5月(4次) |
第4高炉 | : 5,000 | 2006年5月(4次) | |
第5高炉 | : 5,500 | 2005年3月(3次) |
2.休業の実施
労働組合との協議が整い次第、5月から全社で休業を実施します。
今後も鉄鋼需要の動向を注視し、需要に見合った柔軟かつ迅速な対応を実施してまいります。
本件に関するお問い合わせは、下記にお願い致します。
JFEスチール(株) | 総務部広報室 | TEL03(3597)3166 |