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ニュースリリース


JFEスチール株式会社
伊藤忠丸紅鉄鋼株式会社

アラブ首長国連邦(UAE)大径溶接鋼管工場の営業生産開始について

このたび9月10日に、JFEスチール株式会社(以下、「JFEスチール」)、伊藤忠丸紅鉄鋼株式会社(以下、「MISI」)、およびアラブ首長国連邦アブダビ首長国100%出資の投資事業会社であるGeneral Holding Corporation PJSC /SENAAT(以下、「SENAAT」)の3社が出資するAL GHARBIA PIPE COMPANY(以下、「AGPC」)は、大径溶接鋼管の営業生産を開始しました。併せて、同国のアブダビ国営石油会社(ADNOC)から、アブダビ沖合のHail & Ghashaサワーガス開発向けコンダクターケーシング用鋼管を初受注しました。

AGPCは、主にオイル・ガス輸送用のハイエンドのパイプライン用鋼管の製造と販売を事業とする会社として2015年5月に設立され、2016年に工場の建設を開始、2018年3月に初めての鋼管の試作を実施しました。

中近東のオイル・ガスは硫化水素を多く含むことから、敷設されるパイプラインには腐食対策が必要です。JFEスチールは世界トップクラスの技術力を活かし、腐食に強い高品質な鋼管を製造する技術をAGPCに提供します。またMISIはワールドワイドな営業ネットワークを活かし、AGPCを販売面でサポートします。

AGPCは、アブダビ政府100%出資であるSENAATのプレゼンスを活かし、高品質な鋼管を現地で生産・販売することを通して、同地域のエネルギー産業のニーズに応えてまいります。

 

【写真1】AGPCで製造された大径溶接鋼管

【写真1】AGPCで製造された大径溶接鋼管

 

【写真2】工場外観

【写真2】工場外観

 

【会社概要】

社名 AL GHARBIA PIPE COMPANY
(AL GHARBIA:アラビア語で“西方、西部”の意)
所在地 Khalifa Industrial Zone of Abu Dhabi (KIZAD工業団地内)
設立 2015年5月
総投資額 約300百万米ドル
出資比率 ・SENAAT51%
・JFEスチール27%
・MISI22%
製造品種 原油および天然ガス輸送用のパイプライン用大径溶接鋼管
生産能力 約240,000トン/年(パイプラインに換算すると約820km)
本件に関するお問い合わせは、下記にお願い致します。
JFEスチール(株) 総務部広報室 TEL 03 (3597) 3166
伊藤忠丸紅鉄鋼(株) 広報室 TEL 03 (5204) 3342

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