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ニュースリリース


JFEスチール株式会社
JFEアドバンテック株式会社

平成30年度優秀省エネ機器・システム表彰受賞

このたび、JFEスチール株式会社とJFEアドバンテック株式会社は、平成30 年度優秀省エネ機器・システム表彰において、『漏れ量判別可能気体リーク位置可視化装置(MK-750)』で日本機械工業連合会会長賞を受賞しました。 これを記念して、2月7日にホテルグランドパレス(東京・千代田区)において表彰式が執り行われました。

今回受賞した装置は、JFEアドバンテック株式会社が『エアリークビューアー MK-750』として販売している製品で、『平成28年度 省エネ大賞 製品・ビジネスモデル部門 審査委員会特別賞』、『平成29年度 ひょうご №1 ものづくり大賞 製品・部材部門賞』に続き3度目の受賞となります。

優秀省エネ機器・システム表彰は、昭和55年度から一般社団法人日本機械工業連合会が優秀な省エネルギー機器の普及と省エネルギー機器の開発を促進することを目的として設立されたものです。毎年エネルギーの効率的利用の推進に貢献した個人または団体が表彰されます。

今回受賞した案件の概要は次の通りです。

 

1.表彰名と受賞件名
表彰名:日本機械工業連合会会長賞 受賞件名:「漏れ量判別可能気体リーク位置可視化装置(MK-750)」

 

2.受賞団体
JFEスチール株式会社 (代表者名:代表取締役社長 柿木 厚司) JFEアドバンテック株式会社(代表者名:代表取締役社長 吉居 卓也)

 

3.開発の概要
圧縮された空気や蒸気などの流体は、フランジの隙間や、ピンホールから流出すると超音波が発生することが一般的に知られています。この特性を利用し、漏えいで生じる超音波を、平面上に複数配置した超音波センサーを使って検出し、各センサーの検出時間差を利用して音波の飛来方向を求め、音波と同時に記録したビデオ画像上に重ね合わせることで漏えい位置を可視化する装置を開発しました。この装置は、B5版を一回り小さくした筐体に漏えいの可視化機能とSDメモリーカードへの記録機能を搭載しており、どこにでも持ち運び、広範囲に漏えいを探索し画像で記録することできます。また検出された超音波の音圧と漏えい点までの距離から漏えい量の概算値を求めることもできます。

 

なお、この技術は空気だけではなく、あらゆる気体の漏えいを可視化できるため省エネ管理の強化と効率化に寄与できます。

 

【写真1】表彰式の様子
【写真】左から
JFEスチール 倉敷エネルギー部 森谷 安幸、同社 倉敷エネルギー部 林 弘治、同社 常務執行役員 古川 誠博、
JFEアドバンテック 取締役 栗原 正典、同社 商品技術開発センター 小田 将広、同社 計測診断事業部 櫛田 靖夫

 

【写真2】MK-750外観

【写真2】MK-750外観

本件に関するお問い合わせは、下記にお願い致します。
JFEスチール(株) 総務部広報室 TEL03 (3597) 3166
JFEアドバンテック(株) 計測診断事業部 TEL0798 (66) 1509
 

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