ニュースリリース
JFEスチール株式会社
バイヤウェン炭鉱からの強粘炭の初出荷について
このたび、1月初旬に当社が出資するバイヤウェン・コール社は、バイヤウェン炭鉱の選炭設備から生産された強粘炭を西日本製鉄所向けに初めて出荷しました。
このバイヤウェン炭鉱は、2017年4月に豪クイーンズランド州政府より採掘権を取得後、開発工事に着手し、2018年末より強粘炭の生産を開始しております。
主に生産されるのは、良質な製鉄用コークスの製造に不可欠な強粘炭です。豊かな資源量、恵まれた採掘条件を生かした大規模露天掘り操業が可能なため、コスト競争力があることが特徴です。
今後、本事業のパートナーであるQコール社と共に拡張を進め、当社が使用する高品位原料炭の長期安定確保を図るとともに、原料炭マーケットの安定化にも寄与してまいります。
【バイヤウェン炭鉱の概要】
1.所在地 | : | 豪州クイーンズランド州北東部ボウエン地区 |
2.運営会社 | : | バイヤウェン・コール社(Qコール社85%、当社15%) |
3.生産計画 | : | 年産3百万トン、今後10百万トン規模に拡張を進めていく予定 |
4.積出港 | : | アボットポイント港(炭鉱より約190キロ) |
5.当社参画 | : | 2009年12月 |
【Qコール社の概要】
1.社名 | : | QCOAL PTY LTD |
2.本社 | : | 豪州クイーンズランド州 ブリスベン市 |
3.社長 | : | クリストファー・ウォリン(Christopher Wallin) |
4.主要事業 | : | 鉱山業、探鉱 |
【図】プロジェクト所在地
【写真1】バイヤウェン炭鉱の選炭設備
【写真2】アボットポイント港での当社向け強粘炭船積みの様子
本件に関するお問い合わせは、下記にお願い致します。
JFEスチール(株) 総務部広報室 TEL 03 (3597) 3166