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JFEスチール株式会社

低CO2川崎ブランド’16の認定について

川崎市(市長:福田紀彦)が制定している「低CO2川崎ブランド」において、当社の「新しい製銑原料製造技術『Super-SINTER® OXY』」が本ブランドとして認定されました。2月16日(木)からとどろきアリーナ(川崎市中原区)で開催される「川崎国際環境技術展2017」内で行われる認定結果発表会にて、証書が授与される予定です。

「低CO2川崎ブランド」とは、ライフサイクル全体でのCO2の削減を促すことを趣旨として、川崎市内で製造または研究開発された製品・技術の中から、特にCO2排出削減に寄与するものを川崎市が認定する制度です。

当社はこれからも世界最高レベルのエネルギー効率を実現し、更なる省資源・省エネルギーに資する生産プロセスや商品の開発を通じて、地球環境に貢献してまいります。

<認定された技術・製品>
「新しい製銑原料製造技術『Super-SINTER® OXY』」
今回新たに開発した技術では、焼結機に酸素を吹き込む酸素富化操業と、『Super-SINTER®』(低CO2川崎パイロットブランド’09)技術を組み合わせています(図1参照)。 粉コークスと水素系ガスの燃焼性を大幅に改善しつつ、それらの燃焼位置を制御して、 最適な焼結温度を『Super-SINTER®』技術のさらに2倍以上の時間保持することを可能としました(図2参照)。 これにより、劣質原料使用時の課題であった焼結鉱強度が2%改善、歩留まりが向上することでCO2排出を削減することができます。
 

【図1】『Super-SINTER® OXY』設備概要

【図1】『Super-SINTER® OXY』設備概要

 

【図2】焼結層内の温度履歴の改善メカニズム

【図2】焼結層内の温度履歴の改善メカニズム

 

【写真】『Super-SINTER® OXY』設備の外観

【写真】『Super-SINTER® OXY』設備の外観

本件に関するお問い合わせは、下記にお願い致します。
JFEスチール(株) 総務部広報室 TEL 03 (3597) 3166

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