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ニュースリリース


JFEスチール株式会社

米・California Steel Industries社 電縫管製造設備の稼働について

当社が50%出資する米国の鉄鋼メーカーであるCalifornia Steel Industries社(社長:玉井 敏行、以下「CSI社」)は、エネルギー分野向けの鋼管需要の拡大および高級化に対応すべく、このたび、No.2電縫管製造設備を稼動させました。

今回の増強工事によって、CSI社の電縫管製造設備の製造能力は、25万ショートトン(*)から65万ショートトンへと2.6倍に増加します。また、新しい電縫管製造設備は、既存の電縫管製造設備の製造可能最大外径(16インチ)を上回る、外径24インチまでの鋼管が製造可能であるとともに、厚肉化・高強度化にも対応しています。本年8月に造管を開始し、本格的な営業生産の開始は本年10月を予定しています。

No.2電縫管製造設備の稼働に伴い、本年9月26日に、CSI社の創立30周年記念式典と併せて、No.2電縫管製造設備の稼働式典を行いました。式典には、Gloria Negrete‐McLeod 米国下院議員、堀之内 秀久 在ロサンゼルス日本国総領事をはじめとする多数の来賓を招待し、当社の岡 弘 専務執行役員など総勢280名が出席しました。

世界のエネルギー需要は拡大を続けており、天然ガスや石油の開発地域や開発環境は多様化しています。当社は引き続き、当社およびCSI社を通じた鋼管製品の供給を通じて、世界の資源・エネルギー開発に貢献してまいります。

(*)1ショートトン(st)は0.9072メトリックトン

【No.2電縫管製造設備の概要】

生産能力 40万ショートトン/年
営業生産開始時期 2014年10月(予定)

【CSI社の概要】

会社名 California Steel Industries, Inc.
設立 1984年
所在地 カリフォルニア州フォンタナ市
社長 玉井 敏行
資本金 40百万USドル
売上高 1,307百万USドル(2013年)
出資比率 JFEスチール  50%
Vale       50%
事業内容 鉄鋼製品の製造、販売
現状設備(能力) 熱間圧延設備(300万st/年)
冷間圧延設備(110万st/年)
亜鉛鍍金鋼板製造設備(2基 45万st/年、25万st/年)
電縫管製造設備(2基 25万st/年、40万st/年(今回稼働)

【稼働式典での玉井社長挨拶】

稼働式典での玉井社長挨拶

【No.2電縫管製造設備】

No.2電縫管製造設備

本件に関するお問い合わせは、下記にお願い致します。
JFEスチール(株)総務部広報室 Tel 03(3597)3166

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