ニュースリリース
JFEスチール株式会社
米・California Steel Industries社における電縫管製造設備新設について
当社が50%出資する米国の鉄鋼メーカーであるCalifornia Steel Industries社(社長:Vicente Wright、以下「CSI社」)はこのたび、No.2電縫管製造設備を新設し、電縫管製造能力の増強を行うことを決定しました。
世界のエネルギー需要は拡大を続けており、天然ガスや石油の開発地域や開発環境は多様化しています。米国でも同様に、鋼管需要の拡大および厚肉化・高強度化など鋼管の高級化が進んでいます。これらに対応するため、CSI社は今回、最新の電縫管製造設備を導入することを決定しました。
新しい電縫管製造設備は、既存の電縫管製造設備の製造可能最大外径(16インチ)を上回る、外径24インチまでの鋼管が製造可能であるとともに、厚肉化・高強度化にも対応しています。稼働時期は2014年8月を予定しています。
当社は引き続き、当社およびCSI社を通じた鋼管製品の供給を通じて、世界の資源・エネルギー開発に貢献してまいります。
【No.2電縫管製造設備の概要】
生産能力 | 40万ショートトン/年 | |
(1ショートトン(st)は0.9072メトリックトン) | ||
稼動予定時期 | 2014年8月 |
【CSI社の概要】
会社名 | California Steel Industries, Inc. | ||
設立 | 1984年 | ||
所在地 | カルフォルニア州フォンタナ市 | ||
社長 | Vicente Wright(2012年8月1日より玉井 敏行) | ||
資本金 | 40百万USドル | ||
売上高 | 1,464百万USドル(2011年) | ||
出資比率 | JFEスチール | 50% | |
Vale | 50% | ||
事業内容 | 鉄鋼製品の製造、販売 | ||
現状設備(能力) | 熱間圧延設備 (300万st/年) | ||
冷間圧延設備 (110万st/年) | |||
亜鉛鍍金鋼板製造設備 (2基 45万st/年、25万st/年) | |||
電縫管製造設備 (25万st/年) |
【CSI社 写真】
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JFEスチール(株) 総務部広報室 TEL 03 (3597) 3166