ニュースリリース
JFEスチール株式会社
インドJSWスチール社の持分法適用会社化について
当社はこのたび、当社が保有するインドJSWスチール社(JSW Steel Limited 本社:インド ムンバイ、社長:サジャン・ジンダル、以下JSW社)の議決権の無いGDR (*1)を普通株式に転換することにより、JSW社への出資比率を15%へ引き上げました。
今回の出資比率引き上げは、昨年のインドにおける株式公開買付に関する規制の改訂を受け、JSW社との合意に基づいて実施したものです。当社は、既に非常勤取締役1名をJSW社に派遣していることから、この出資比率の引き上げにより、JSW社は当期より当社の持分法適用会社となります。
なお、本件による2012年1月30日公表のJFEホールディングス株式会社の連結業績予想の変動はありません。
当社は、引き続きJSW社との提携を深化させ、インド市場での生産・販売基盤の一層の強化に努めてまいります。
*1 GDR(Global Depositary Receipts) : | グローバル預託証券。企業が自国以外の海外市場 で株式の代わりに流通させる証券のこと。 |
【JSWスチール社の概要】
1. | 本社所在地 | インド ムンバイ |
2. | 設立 | 1994年 |
3. | 連結株主資本
(2011年3月末) |
1,653億ルピー(約2,546億円:1.54円/ルピー) |
4. | 社長 | サジャン・ジンダル(Sajjan Jindal) |
5. | 製鉄所 | ビジャヤナガール製鉄所(インド南西部カルナタカ州): JSW社の基幹製鉄所。 他にヴァシンド、タラプール製鉄所(ムンバイ近郊)、 セーラム製鉄所(タミル・ナドゥ州セーラム) |
6. | 粗鋼生産能力 | 年産1,100万トン |
7. | 主要設備 | コークス炉、ペレット工場、焼結工場、高炉(4基)、 還元鉄工場、スラブ連鋳、熱間圧延工場、 冷間圧延工場、溶融亜鉛めっき工場、棒鋼工場、 線材工場 等 |
8. | 主要製品 | 熱延鋼板、冷延鋼板、溶融亜鉛めっき鋼板、線材、棒鋼 |
9. | 連結売上高 (2011年3月期) |
2,587億ルピー(約3,984億円) |
10. | 連結税前利益 (2011年3月期) |
244億ルピー (約376億円) |
<備考> | ||
・ | JSWグループは、鉄鋼事業のほかに、鉱業、電力、産業用ガス、港湾運営、アルミニウム、セメント、ITの事業を運営している。 | |
・ | インドにおける最大のメッキ鋼板、カラー鋼板の輸出企業で、世界100カ国以上に輸出している。 |
本件に関するお問い合わせは、下記にお願い致します。
JFEスチール(株) 総務部広報室 TEL 03 (3597) 3166