・荷の粒度を定期的にサンプリングし手分析しているが、分析頻度を下げたい。
・手分析だと改善アクションが遅れることがあり、品質悪化や操業トラブルにつながる。
・粒度を連続分析しているが、精度が低かったり、劣悪環境化での機能維持が難しく、うまく使えていない。
・高精度粒子検出アルゴリズムにより、粒子の境界を精度良く検出。従来の測定技術では検出困難な小径粒子の検出を可能とし、精度を大幅に改善。
—誤差量を従来比で40%削減(公知技術との比較)。
—サンプリング手分析結果との高い相関を実現(相関係数=0.83)。
・劣悪粉塵環境下でも長期間継続運用が可能。保全性にも配慮。
鉄鋼の焼結プロセスにおいて、ドラムミキサーから排出される造粒物の粒度をベルト上でリアルタイム測定。粒度測定結果をミキサー制御にフィードバックし、添加水量を調整することで、造粒粒度のばらつきを低減。その結果、通気性安定による焼結鉱の生産量増と品質(歩留まり、強度)向上を実現。
※焼結造粒物に限らず、他業種においても粒度範囲1~15㎜程度の球形に近い形状の搬送物に関して適用の可能性あり。