解決できる課題
海外から購入するバルク材料は、良質な鉱山の枯渇、環境対応散水強化や異常気象による降雨増などにより
水分値の上昇とそれに伴うスラリー化による、ハンドリング性の悪化が目立つ銘柄が存在します。
特徴:高水分粉体のハンドリング性改善が簡単に実現可能です。
効果と具体例:
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効果 |
具体例 |
1 |
液状化の防止 |
スラリー化水分(%)の上昇による 船舶バラ物貨物の液状化防止 = 沈没リスク回避 ホッパーからの噴き出し防止 |
2 |
付着の低減 |
ベルトコンベアからの落鉱削減によるトラブル低減 |
3 |
スムーズな排出 |
ホッパーからの原料抜出性向上(棚吊り防止)による生産停止回避 |
4 |
保水性向上 |
トラック搬送時の水分垂れ流し防止による周辺環境影響の低減 |
技術のポイント
水分付着でスラリー化してしまう鉱石などを薬剤添加・改質し、スラリー化しないようにします!
薬剤を構成するポリマー鎖とバルク材料の粒子が架橋構造を形成し、バルク材料のスラリー化を抑制します。
ホッパー排出ラボ試験例
本技術の活用例
薬剤改質により、トラブル回数は45%低減、落鉱量は86%減少させることに成功しました。