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ニュースリリース


JFEスチール株式会社

製造実力強化・ワークスタイル変革のための
社員向けデータサイエンス教育を新たに開講

当社は、産業界での応用が急速に進むデータサイエンス技術をいち早く業務プロセスに導入するための施策の一つとして、従来から実施している教育に加え、新たに実務的AI関連技術のオンライン学習システム「AIリテラシー習得講座」( 提供:株式会社STANDARD※1)の導入を決定しました。初年度となる2018年度は約250名を対象とし、今後、さらなる受講者の拡大を検討していきます。

当社では、データサイエンティストを階層的に養成する体制の整備を進めています。階層上位者に対しては、従来からの社内専門教育プログラムなどによりデータサイエンティスト育成を図っています。一方で、限られた人数の専門データサイエンティストの力のみでは社内ニーズへの対応に限界があります。実際の業務にスムーズにデータサイエンス技術を活用していく上では、同時に一般社員のリテラシー、つまりAIやデータサイエンス技術がどう業務に役立つかの見識を高めていくことも重要となります。

そこで、今回「AIリテラシー習得講座」の新規開講を決定しました。この講座はAI関連技術自体の理解から、事業応用までのケーススタディ学習を通して、「AIの基礎知識を理解して適切な活用方針を決定し、事業応用力を持つ人材」を育成することを主目的としています。具体的にはプロセス高効率化や品質向上などの製造実力向上、さらには現場管理力向上や業務の効率化などのワークスタイル改革を実現するために、データサイエンスをどう活用すべきかを考えられる社員を育成することを狙いとしています。

本教育は、まずは製造部門の技術系社員から開始しますが、今後事務系社員も含め、AIリテラシーを広く社員が共有することで、業務のあらゆる場面で最適かつ迅速なデータサイエンス技術適用を目指していきます。

当社は、グローバルな競争にさらされているものづくり企業としての競争力の維持・向上のために、急激な世代交代に対応した技能伝承や生産性向上など攻守両面で、AI技術などのデータサイエンス活用の推進を図っています。今後もさらなるICT導入と実用化を進めていきます。

※1 株式会社STANDARD
株式会社STANDARDは、AI領域の人材不足を解決する法人研修と採用支援のサービスを提供する会社です。法人研修サービスは、東京大学大学院の越塚研究室と共同開発したオンライン講座を提供しており、AI導入プロジェクトに必須である、現場担当者やビジネスパーソンまでを含めた人材育成ができることを強みとしています。また採用支援サービスは、東大や早慶大を中心に350人の学生AIエンジニアが所属する研究会のネットワークを強みとしています。
本社: 東京都新宿区、 代表取締役: 石井大智
公式サイト:https://www.ai-standard.jp/

本件に関するお問い合わせは、下記にお願い致します。
JFEスチール(株) 総務部広報室 TEL 03 (3597) 3166  

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