
若手社員座談会
『知多製造所 編』
JFEスチールに入社すると、どのような
キャリアを歩み、成長を遂げられるのか。
知多製造所の中堅社員3名に集まっていただき、
それぞれのキャリアや成長について
語ってもらいました!
メンバー
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2014年入社 企画部
平野 貴之
異業種で3年間の勤務後、JFEスチールに入社。保全室の中径シームレス管工場制御グループに所属。
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2012年入社 製造部
梅田 卓弥
高校卒業後に入社し、中径管工場の精整グループに所属。現在はサブリーダーを務めている。
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2008年入社 製造部
児玉 拓
小径シームレス管工場の圧延グループのリーダーとなって7年目。安全第一で目を配っている。
これまでのキャリアと
現在の仕事内容について

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児玉 早速、今回のトークセッションのテーマであるキャリアと現在の仕事について話していきましょうか。
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梅田 そうですね。自分はずっと、中径管工場の精整グループに所属しています。建築資材や立体駐車場の骨組みに使用される丸パイプなどを製造しています。
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児玉 自分も入社以来のほとんどの期間、小径シームレス管工場の圧延グループに所属しています。シームレス管とは継ぎ目のない鋼管のことで、石油の採掘に使用される油井管など、さまざまな分野で使用されています。
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平野 自分は中途で入社して、中径シームレス管工場の制御グループに配属されました。一度は故障診断班に異動になりましたが、2年後にまた制御グループに戻ってきました。業務内容としては、工場の安定操業のために設備を点検したり、補修工事の計画をしたり、工事に立ち会ったりしています。
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児玉 入社当時と同じ職場ではあるけど、役割や意識は大きく変化しますよね。自分も27歳でチームのリーダーになってからは意識がガラリと変わりました。とにかくチームのメンバーに怪我がないように細心の注意を払っています。
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梅田 自分も今はサブリーダーとなっていて、リーダーと一緒に安全活動などに取り組んでいます。また、JFEスチールでは多能工化※を進めていますが、自分も精整グループのすべてのポジションの業務を担えるようになりましたね。※ひとりで複数の業務を担えるようになること。
成長につながった
経験について

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梅田 これまでのキャリアを振り返ると、さまざまな方からの影響があったからこそ成長できたと思います。例えば入社当時の自分は、仕事に神経質になりすぎるところがあって……。でも、先輩のアドバイスによってうまく肩の力を抜けるようになりました。そのように、先輩方との出会いがなければ今の自分はありませんね。
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平野 人との出会いは重要ですよね。
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梅田 自分は労働組合の活動にも携わっていたので、そこでもさまざまな方の考え方に触れることができましたし、地域社会とのつながりなども経験できました。
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児玉 自分も上司や先輩にはすごくお世話になりましたね。最も印象に残っているのは、若手のときに出場した改善活動の発表会。上司や先輩の指導を受けながら資料を作成した改善活動が地区大会を勝ち抜き、全社大会で優秀賞を獲得することができました。
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平野 全社大会で優秀賞はすごいですね。
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児玉 この経験によって仕事への向き合い方も変わり、大きなターニングポイントになりました。
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平野 自分も大きな転機となった経験があって、それは入社3年目でPLC※の入れ替えの主担当を任せてもらったことですね。40年前のPLCを入れ替えるためには、いろいろと自分で調べる必要があって。仕様の決定から設計、検査の立ち会い、工事、試運転などを担当し、無事にトラブルなく入れ替えを終えられたときに、ひと回り成長できたような感覚がありました。※製造装置を制御するコントローラー。
役立った教育制度や
研修について

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平野 そもそも自分はまったく異なる業界から転職してきましたし、高校時代も電気について専門的に学んでいたわけではありません。そのため、入社直後と入社3年目で受講した修習生教育は本当にためになりました。保全業務に必要な知識や技能を指導いただき、1回目では基礎を、2回目では上級レベルの内容を学ぶことができました。この受講経験がなければ、保全の専門家にはなれなかったと思うほどです。
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児玉 自分もリーダーになったばかりのころに受講した監督者テーマ研修では、とても有意義な経験ができました。鉄鋼業に関わるさまざまな企業のリーダークラスの人が集まる研修なのですが、職場の課題に対して解決策を見つける方法やコミュニケーションの取り方を学べました。さまざまな不安が、この研修に参加したことで解消されました。
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梅田 自分が受講した研修ですごく役立ったのは、コミュニケーション研修です。この研修を受講したことで、後輩や部下と接するときの具体的なノウハウも学べて良かったです。それと、会社の支援を受けてたくさんの資格を取得できました。
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児玉 資格は、自分でもいくつ持っているのかわからないくらいですよね(笑)。
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梅田 そうですね。危険物取扱者やクレーン運転士、超音波検査士などを取得していますが、取得した資格の正確な数は自分でもすぐにはわからないですね(笑)。
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児玉 自分も10個以上の資格を持っていることは間違いないのですが(笑)。
今後の目標について
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児玉 今年参加していた異業種交流研修会でお話を聞いた方々が言っていたのは、さまざまな課題やトラブルがあっても、ポジティブに向き合うことでそれらを乗り越えているということ。だから、自分もチームのメンバーと積極的にコミュニケーションを取り、みんなからポジティブな声がどんどん出る職場にしていきたいですね。
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梅田 職場の雰囲気が明るいことがJFEスチールの大きな魅力だと思うので、その魅力を守っていきたいですね。自分の場合は、自分と同じように地元を離れて入社してくる若手社員の不安を取り除いてあげられる存在になりたいです。自分は上の世代にも積極的に声をかけて一緒に遊びに行くようなタイプなので、上の世代と下の世代の橋渡し役になれたらと思います。
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平野 自分は上の世代が蓄積してきたスキルや知識をしっかり受け継ぎ、「平野がいれば大丈夫」と周りから信頼してもらえる人になりたいです。うちの部署には保全についてなんでも知っているすごい人がいるので、今のうちにたくさんのことを学んでおきたいです。
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児玉 みんなで技術力を高め、働きやすい環境づくりを進めているのがJFEスチールの魅力。より良い会社としていくために、みんなで今後もがんばっていきましょう!
