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正解は1つじゃない。

自身の蓄積をもとに判断し、

モノが行き交う工場の流れを支える。

正解は1つじゃない。

自身の蓄積を

もとに判断し、

モノが行き交う

工場の流れを支える。

M.H.

2011年入社
制御部 京浜熱延制御室(京浜地区)
リーダー
高専卒/電気科

PROFILE

学生時代に工場見学に参加し、巨大なスケールの設備や鉄の迫力に魅了され入社を決意。以来、京浜地区の工場内に設置された数多くのクレーン設備の電気系保全業務に携わる。

原料や製品、設備などのモノを運ぶ
150台の巨大クレーンの保全業務。

川崎市と横浜市にまたがる広大な人口島に築かれた京浜地区。ここでは各工場をさまざまなモノが行き交っており、それらの物流には数多くのクレーン設備が利用されています。私はそんなクレーンの電気系保全業務を担うチームで、およそ150台の安定稼働に向けた予防保全のほか、設備トラブル発生時の復旧にあたっています。ここでいうクレーンとは、工場建屋内に取り付けられた天井クレーンという種類の設備です。建屋に沿って設けられたランウェイを走行してモノを運びます。そのなかにもさまざまな種類があり、大きいクレーンは450tを超えるモノも運べます。実際にクレーンで運ぶモノといえば、鉄の原料や製品のほか、設備の部品や設備そのものを運ぶケースも。クレーンが正常に動かなければ工場の流れも止まってしまうので、責任は重大です。各工場ラインの操業部門や保全部門のほか、設備補修の施工者とも連携し、補修の工法やタイミング、トラブル時の調整等を日々行っています。

どんな選択をするかは自分次第。
知識や経験の蓄積が問われている。

クレーンの安定稼働を叶える手段はさまざまです。どんな方法を選び、どのように仕事を進めるかはまさに担当者次第。経験を積むうちに「これはトラブルが起きそうだ」「この部品は取り替えが必要そうだ」といった判断ができるようになり、改善の手段を選ぶにもノウハウが生きてきます。蓄積した知識をフル活用して判断できることが奥深くおもしろいところです。
業務のなかではクレーンの改造に携わる機会もあります。よりトラブルが起きにくいように、より操作しやすいように、といった操業部門からのリクエストを汲み取り、改造の設計を行います。クレーンの製造メーカーへ出向いて出荷前検査に立ち会った経験も。日頃の保全活動のなかで培った知見やノウハウをもとにメーカーに意見を伝え、それを実際の設備に反映させることができた経験は、仕事へのモチベーションアップにもつながりました。

働きやすい環境が
職場の雰囲気の良さにつながる。

工場は24時間稼働しているので、休日や夜間にクレーンのトラブルが起きると急遽出勤しなければならないケースもあります。しかし、最近は働き方改革が推進され、「翌日にできることは翌日に」という考えが広まったおかげで、呼び出しの頻度は年に1〜2回程度まで減りました。フレックスタイム制度の活用も広がり、以前に比べてかなり働きやすくなったと感じています。
働きやすさと言えば、若手時代に入居していた社員寮にはずいぶん助けられました。生活コストを抑えられるのはもちろん、食事の用意もしてもらえますし、通常のマンションと同様にエアコン付きの快適な一室で暮らせました。同期や仲間と楽しく過ごせる一方で、人付き合いを強制されることは決してないので、それぞれが好きなように過ごせます。こうした働きやすい環境が気持ちのゆとりにつながるのか、職場にも協力的で明るい雰囲気が広がっています。

OFF TIME

サッカーやゴルフで体を動かして
リフレッシュ。

週1回以上のペースでフットサルやサッカーを楽しんでいます。それから、最近はゴルフも始めました。会社の先輩や友達とラウンドに出かけることも楽しみの1つです。京浜地区は都市部にあるので、さまざまな人や環境にアクセスしやすく、仕事も私生活も充実しています。