製鉄の要・高炉の安定稼働は
自分たちの手にかかっている。
その責任とやりがいは、想像以上だ。
製鉄の要・高炉の
安定稼働は
自分たちの手に
かかっている。
その責任とやりがいは、
想像以上だ。
N.I.
2008年入社
設備部 千葉製銑設備室 (千葉地区)
作業長
大学卒/機械科
PROFILE
会社見学会で製鉄機械のダイナミックさに魅了されたことと、充実した福利厚生や職場の雰囲気の良さに惹かれて入社。現在は高炉設備の機械保全グループで作業長を務めている。
鉄づくりの起点である高炉の
機械設備を点検し、不具合を予防。
製鉄所の心臓部と言えるのが、鉄鉱石を溶かして銑鉄と呼ばれる液状の鉄をつくり出す高炉。地上80メートルの高さを超える巨大な高炉は、原料を取り込む設備や熱風を送る設備など、大きく分けて8つの設備群で構成されており、私たちのグループではそれら高炉設備の安定稼働を守る機械保全業務を担っています。
日々、さまざまな方法で点検を行い、設備の状態を把握。不具合の予兆を見つけたら交換する部品を手配し、実際に修理作業を行う施工部門と取替の方法やタイミングを相談します。その後、取り外してもらった部品を念入りに調査し、不具合の原因は何だったのか、何を改善すれば部品をより長もちさせられるかを検討します。こうした業務を行うグループメンバーの育成と取りまとめが私のミッションです。

高炉が安定して動き続ける。
自分の手でそれを守るおもしろさ。
高炉が元気に稼働できるかどうかは、私たち保全担当者の腕にかかっていると言っても過言ではありません。不具合をいち早く見つけ出し、関係部署と協力して補修を実行する。この仕事を確実に行うことで、高炉の安定稼働を守ることにやりがいを感じています。設備との付き合いが長くなると愛着も湧いてきて、それぞれの個性や性格まで感じるようになるからおもしろいものです。
高炉は30年に一度、大規模な改修工事を行います。2022年に3ヶ月間稼働を止めて行った新しい高炉の建設工事に携わったのは貴重な経験です。費用にしてなんと430億円を投じた巨大プロジェクト。全国から集まったメンバーと対話しながら改修の手法や新たな設備の仕様を決めていく工程で、たくさんの知見やノウハウを吸収できました。改修工事を終えて操業が始まった時のドキドキは、今でも忘れられない思い出です。

活発に会話が飛び交う雰囲気のなか、
メンバーの成長を後押ししたい。
メンバーが仕事の楽しさを実感するためのフォローが私の役割。不具合を発見できるようになるまでは経験を積む必要がありますが、若手メンバーにも早く仕事の達成感を感じてもらいたいので、私たちベテランのノウハウを詰め込んだ点検フォーマットをつくり、安全で正しい点検を誰もが実施できる体制を目指しています。それから、活発に会話が飛び交うチームの良さをさらに伸ばしていきたいです。メンバーからは仕事についてはもちろん、プライベートの相談もされるなど、明るく風通しの良い雰囲気です。
メリハリをつけて働ける環境も働きやすさの理由。休暇を取得しやすいので、若手もベテランもプライベートを大切にしながら働いていますし、私も家族のイベントなどに積極的に参加できています。千葉地区は街中から距離が近いので通勤も楽ですよ。今後も充実したワークライフバランスを保ちながら、より一層仕事に打ち込んでいきたいです。

OFF TIME

かわいい娘たちと
楽しく過ごしています。
3人の娘たちとは、ゲームをしたり出かけたり、私の趣味であるギターを弾いたりと、一緒にいろいろなことを楽しんでいます。よく行くショッピングセンターから製鉄所が見えるので、「あれがパパの職場だよ」と紹介すると喜んでくれるんです。時々は妻と2人で好きなバンドのライブに行くのも楽しみな時間です。