

cross talk
社員座談会
キャリア入社者の目線で語り合う
JFEスチールという組織。
異なる環境を経験したキャリア入社者だからこそ語ることができる、JFEスチールという組織。今回は、バックグラウンドも職種も異なる3人の社員に登場していただき、座談会を実施しました。
talk members
参加メンバー

K.A
2023年入社。電機鋼材営業部所属。JFEスチール入社までメーカー2社を経験し、営業や広報・企画、調達などの業務に従事。JFEスチールでは、自動車メーカー向けの電磁鋼板の営業を担当。

N.R
2024年入社。スチール研究所サステナブルマテリアル研究部所属。前職は、嗜好品メーカーにて研究開発に従事。JFEスチールでは、グループ会社も含めた多様な研究開発や新規事業創出に関する業務に従事する。

T.M
2020年入社。資材部所属。前職は、総合電機メーカーの調達部門にてグローバルな舞台でバイヤーとしてのキャリアを重ねる。JFEスチールでは、資材部にて、鉄鋼生産に関わる設備・機器・工事の調達を担当。
talk 01
前職時代・入社経緯
持続可能な社会に貢献するJFEスチールの姿勢に感化
それぞれのバックグラウンドについて聞きました。

K.A
私のファーストキャリアは、自動車部品の営業。そこから広報や企画、自動車メーカーの調達業務などを経験してきました。しかし、ビジネスの最前線に立つ営業職のおもしろさを忘れられなくて。営業職としてJFEスチールに転職しました。

T.M
実は私も前職で自動車部品の調達に関わっていました。その中で「バイヤーとしてのキャリアを極めたい」と考えて転職を決意。そこで、より上流工程のものづくりに携われる製鉄業界が頭に浮かび、当時取引先だったJFEスチールの担当者の素敵な人柄を思い出し、選考に応募しました。

N.R
2人とも同じ業界だったのですね。ちなみに、私の前職は嗜好品メーカー。子どもが生まれたことを機に、社会全体を根底から支え、より未来をつくっていく手応えを得られる産業に携わりたいと思うように。そこでJFEスチールが展開している「サス鉄ナブル!」というプロモーションを見て、CSR活動ではなく本業で持続可能な社会に貢献していこうとする姿勢に感化されて転職を決意しました。


talk 02
現在の仕事とやりがい
それぞれのキャリアを活かして新たなチャレンジを
3人は、どんな仕事に取り組んでいるのでしょうか。

N.R
私は、スチール研究所サステナブルマテリアル研究部に所属しています。

T.M
まさに入社動機の「サス鉄ナブル!」に関連する仕事ですね。それはどんな部署なのですか?

N.R
エレクトロニクスに関する機能性材料や資源リサイクルなど、鉄に限らない新たな技術開発をグループ会社とともに取り組んでいる部署です。前例のないことに挑戦させてくれているので、とてもやりがいを感じています。

K.A
JFEスチールには、そうした部署もあるのですね。私は、主に電動車に使用される電磁鋼板という材料の営業を担当しています。前職までは鉄を使う側でしたが、現在は鉄を供給する側。顧客側の立場や視点を理解した提案を行うことで、自分の価値を発揮したいと考えています。

T.M
私は鉄鋼生産に関わる設備・機器・工事の調達を担当しています。「バイヤーとしてのキャリアを極めたい」という思いを汲んでもらい、スケールの大きな調達業務に携わることができているので、とてもありがたいです。研究開発、営業、調達……今回は異なる職種が集まったのですね。
talk 03
入社後の気づき
チームで取り組むJFEスチールの姿勢に新たな学びを得る
転職して気づいたことについて聞いてみました。

N.R
私が転職して意外だったのが、同じ研究開発や新規プロジェクト創出でも個人ではなく、チームで取り組むということ。より多様な知見を集めることで大きな成果を挙げていく。そうしたJFEスチールのスタンスは学ぶところがあるなと感じています。

K.A
環境が変わることで気づくことがありますよね。私の場合、前職までは長時間勤務をする日も多かったのです。でも、ゆとりのある今の働き方の方が成長できる実感があります。というのも、自分のコンディションを保ち、高いパフォーマンスを維持できたり、空いた時間を自己研鑽に充てたりすることができますから。

T.M
一方で、扱うものや環境が変わっても、これまで積み重ねてきたことが無駄ではないと気付かされたこともあります。JFEスチールとして海外との取引を拡大しようとする動きの中、前職で海外駐在を経験した私の経験を上司が頼りにしてくれるのです。それは、とても嬉しいですね。


talk 04
入社後のサポート
新たな領域へのチャレンジを周囲が支えてくれる
転職前に抱く不安。どのように解消されたのでしょうか。

T.M
私自身、機器の調達は経験してきたものの、設備や工事の調達は経験したことがなく、不安でした。

K.A
私も営業職として、初めて扱う商材に不安を抱いていました。T.Mさんは、その不安はどのように解消されましたか?

T.M
入社に際して、今の上司から「違う会社で全く同じ業務を経験してきた人はいないから大丈夫」といった声をかけていただいたのです。それで一気に安心したのですよね。

K.A
たしかに新しい領域へのチャレンジを温かくサポートしてくれますよね。私も鉄鋼製品に関する研修が充実していて助かりました。中途入社者の受け入れ体制はとても整っているなと感じます。

N.R
私も周囲の気遣いに本当に助けられましたね。入社当初って、どんな物品が必要なのか想定がつかない。そういうとき、私が気づく前に「こういうものを持っていなかったよね」と先回りして必要な物品を手配してくれることも多くて、嬉しかったですね。
talk 05
JFEスチールの社風
コミュニケーションを大切にした強くしなやかな組織
3人が感じているJFEスチールの社風とは?

T.M
チームの誰かのために何かをする労力を厭わない社風があるなと思います。私が入社したときはコロナ禍真っ只中だったのですが、みなさん自身も慣れない完全オンライン環境の中、緻密に研修プログラムを設計して、時間を割いてくれたのが印象に残っています。

K.A
コミュニケーションを非常に大切にしていますよね。営業部門でも、市場の動向や似たようなケースの参考事例を伝えるなど、チーム内での情報共有が盛んに行われていると感じます。

N.R
きっと「鉄」というとてつもなくスケールの大きなものづくりに挑むから、必然的にみんなで協力する風土が醸成されているのではないかと思いますね。大きな組織だから指揮命令系統自体はしっかり構築されているけれど、硬直化することなく、お互いが柔軟に連携したりカバーし合ったりしている。だから、イレギュラーなことが起きても大丈夫だと思える、強くてしなやかな組織がつくられているのだと思います。


talk 06
求職者へのメッセージ
JFEスチールの新たな可能性をもたらしてくれる仲間とともに
最後に、3人からメッセージをいただきました。

K.A
近年JFEスチールでは、さまざまなバックグラウンドを持った中途人材の入社が増えているように思います。さらに今後グローバル展開を加速させていくとなると、より多様性ある組織づくりが重要になるでしょう。JFEスチールに新たな可能性をもたらしてくれる仲間が加わることを楽しみにしています。

N.R
JFEスチールは、培ってきた技術を大切に継承してきた会社だと思います。その上で、新たな市場の開拓や取り組みにチャレンジしようとしている。そんな組織に必要なのは、まさにK.Aさんがおっしゃったように、組織に新たな色を加えてくれる仲間です。そんな方とともに新たな景色を見られたらと思います。

T.M
カーボンニュートラルをはじめとして社会全体で価値観が変わりつつある今、JFEスチールも転換点に差しかかっていると思います。実際に社内にいても、持続可能な未来をつくるために組織が変わっていこうとする姿勢を強く感じます。そんな変化を受け入れ、楽しみながら取り組める人とともに働けたら幸いです。
