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ニュースリリース


JFEテクノリサーチ株式会社

軽量中空鉄球『TEC-BALL』とその接合体の開発について
~自動車用衝撃エネルギー吸収材をはじめ各種製品・部品の軽量化、コスト削減への貢献~

JFEテクノリサーチ(株)(本社:東京都中央区日本橋1-2-10柳屋ビル、代表取締役:藤井徹也)は、この度、衝撃エネルギー吸収特性に優れた軽量中空鉄球『TEC-BALL』の開発に成功しました。TEC-BALLは、直径3~4mmで肉厚が70~100μm、見かけ密度が0.8~0.9g/cm3の水に浮くほど軽量な鉄球で(図1参照)、衝撃エネルギー吸収性や断熱性、防振性に優れています。自動車用の衝撃エネルギー吸収材(バンパー周り、センターピラーなど)や、エレクトニクス関連装置の防振材(半導体製造装置、顕微鏡など)に向けて実用化を進めており、また今後、各種産業分野への適用も進めてまいります。

TEC-BALLは、製鉄プロセスから発生する酸化鉄を主原料に成分調整を行い、還元・焼結して製造します。主原料に酸化鉄を使っていることから、安価な量産に対応します。また、空隙部分が大きいにもかかわらず、単球の圧縮強度は150~250Nと大きな値を得ることができます。先行して商品化が進む発泡アルミニウムと比べて、発泡空隙サイズの均一化、圧縮強度に優れ、コストも安いことから広い適用範囲が見込まれています。

また、TEC-BALLは球形で、流動性が高く、複雑形状の隙間に充填して使用することが可能です。さらに、型を用いて樹脂接着剤やろう付け、焼結等により中空鉄球同士を接合することで、より大きな衝撃エネルギー吸収性を確保することが可能です(図2参照)。型をつけたままでの使用に加え、型をはずして任意形状の十分な強度の接合体としての使用も可能です(図2参照)。金属めっきを施したTEC-BALLを加熱して接合体とするとさらに効果が上がり、接合体の見かけ密度0.6g/cm3で、圧縮時応力12MPaの接合体も実用化しております(図3参照)。

また、TEC-BALLおよびその接合体が持つ大きな空隙率は、熱伝導率が小さく、防振性に有利な特徴も持っており(図4参照)、エレクトロニクス関連装置の防振材にも利用できます。

当社では、今後、TEC-BALLの持つ衝撃エネルギー吸収性、断熱性、防振性を活かし、さまざまな産業分野における製品や部品の軽量化、精度向上、コスト削減に貢献していきます。

JFEテクノリサーチ(株)の概要

・所在地 東京都中央区日本橋1-2-10柳屋ビル7F
・代表者 藤井徹也
・資本金 1億円
・株主 JFEスチール(株)100%
・売上高 200億円(2007年度)
・事業概要 化学組成分析、環境分析、表面分析、構造解析、環境実態調査、土壌調査、省エネ診断、材料試験、構造試験、腐食試験、各種材料・製品の性能評価・診断、計測システム開発、数値解析シミュレーション、知的財産権保護支援・国内外出願支援、特許情報・調査、技術情報調査・検索、ITシステム構築支援など
図1 TEC-BALLおよびその断面
図1 TEC-BALLおよびその断面
図2 TEC-BALLとその接合体、およびサンドイッチパネル
図2 TEC-BALLとその接合体、およびサンドイッチパネル
図3 TEC-BALL接合体の圧縮特性
図3 TEC-BALL接合体の圧縮特性
図4 TEC-BALLとステンレス鋼板のサンドイッチパネルと通常鋼板の振動減衰特性
図4 TEC-BALLとステンレス鋼板のサンドイッチパネルと通常鋼板の振動減衰特性
縦軸は振動のエネルギー、横軸は経過時間を示します
本件に関するお問い合わせは、下記にお願い致します。
JFEテクノリサーチ(株) 開発部 TEL:043-262-2675

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