製品・技術 Steel bars and Wire rods Products
等速ジョイント用低変形抵抗鍛造用鋼
技術概要と技術のポイント
- 化学成分を適正化することで,冷間鍛造性と高周波焼入れ後の有効硬化深さの向上を達成
- 高い冷間鍛造性(低変形抵抗)
- 高い焼入れ性(高周波焼入後に充分な硬化層を確保)
特 長
化学成分を適切に調整することで、双方の特性を両立


マーケット
等速ジョイント(CVJ:図参照) 平均約10kg/自動車1台
他社比較
他社製に比較して低合金成分とし、焼入性も確保
適用可能な自動車部品
本開発材料を用いた自動車部品(等速ジョイント)
CVJ(インボードアウター)、ドライブシャフト、ハブ

低変形抵抗と高い焼入れ性を両立した機械構造用炭素鋼です。
自動車用部品等の成形コストダウンを目的とするニアネットシェイプ化を実現するため、機械的特性は維持しながら成型性に優れた鋼材を開発しました。