製鉄所内に縦横に張りめぐらされたパイプ。そのパイプの中を駆けめぐるのは製鉄に欠かせない熱風や水・電気・ガスなどです。その量は膨大なものになり、コスト面はもちろん環境に与える負荷も見過ごすことはできません。ですから、徹底的な再利用が必要になってきます。例えば、繰り返し利用する水を「環水(かんすい)」と言いますが、その環水率は約97%にも達しています。つまり約3%の水を新たに補給しているだけなのです。効率的なエネルギー供給とむだの排除、これがこのセクションの大命題なのです。

生産技術職
エネルギー
川口 健太 1993年入社
第2エネルギー室送風蒸気・酸素グループ
とりあえず資格はいっぱい取得しました。
エネルギーの供給と徹底的な再利用
製鉄所を見学に来られた方が、まず最初に驚くのが縦横に張りめぐらされたパイプの多さでしょう。私の担当は、そのパイプとパイプ内を流れる製鉄に不可欠な熱風や水、これらをコントロールしメンテナンスをし再利用することです。さしずめ人間の身体に例えるなら、心臓・血管・血液関係の健康管理を適切に行っている、ということに相当するでしょうか。
オペレーターと保全の両面を把握
エネルギーを効率的に供給し、むだなく再利用するためには幅広い知識や知恵が必要とされます。ハード面とソフト面の両方が要求され、私自身、ボイラー・クレーン・電気工事・危険物取扱い・消防設備等々の資格を取得しており、業務にも様々な形で役に立っています。

