高炉から出銑した銑鉄は溶銑予備処理工程でイオウやリンなどの不純物を除去します。さらに転炉で精錬を行い、炭素を除去します。こうして不純物をを取り除いた粘りのある鉄を「鋼(はがね)」といいます。溶けた鋼は連続鋳造設備へ運ばれ、圧延しやすい鋼片(スラブ・ブルーム・ビームブランク)に鋳造されます。
好奇心旺盛に鉄の可能性に挑戦する。

生産技術職
製鋼
井上 大地 1998年入社
製鋼部第3製鋼工場
工業高校卒
熊本出身の九州男児。応援団で頑張っています。
精密な仕事はまさに職人技
高炉から取り出された銑鉄は、そのままでは硬くてもろいので鉄としては使えません。そこで転炉に入れて粘り強く加工しやすい鉄にしていきます。その加工工程で鉄の成分を用途に応じて調整していくのが私の仕事です。吹き込む酸素の量や鉄に含まれるマンガンやリンなどの微量成分の計算をミスなくこなす。これはまさに職人技だと自負しています。
鉄は生きている
鉄は本当に不思議な生き物だと思います。計算通りに成分調整を行っても、思った通りになってくれないのが日常茶飯事です。ほんの少しの合金成分を添加するだけで性質がガラッと変わってしまいます。いまだ解き明かされていない部分が多く、その多様性に私の好奇心は大いに刺激される日々となっています。

